今回はあっさりと結果が出てしまった。

原さんにはヒロシから来たメールを裁判があった時の為に全部SDカードに保存する様に指示した。

保存したメールの総数は1035通にのぼった。

あとはヒロシのパソコンに眠っているハメ撮り映像や写真の処分方法だ。

最悪下手を打つと一気にネットに流される可能性もあった。

原さんは刑事民事両方から訴えるつもりであった。

警察にも経緯を話し、ガサ入れが行われパソコン・携帯電話・デジカメなどすべて押収された。
危機を乗り越えられた。

ガサ入れが行われた日は息子がヒロシの家に帰って来ている時であった。

異性間のトラブルでは結構似た様なケースが少なくない。

某サイトに行けば元彼女の写真を次々とアップしている者。
またウィニーやライムワイヤーなどからウィルスに感染し、流出してしまったケースは今年に入っても被害続々とある。
またストーカーが作っているホームページすら存在する恐い時代であります。
ヒロシはバカなのか原さんに本名を教えていた。

データベースから調べたらすぐに所在地が判明。

某県にある一戸建てに住み息子と娘がおり皆結婚して家を出ている。
ヒロシは実際定年を迎えており犬の散歩が日課である。
妻は持病が糖尿、出身地は鹿児島県。

息子は県内の大手メーカーに勤務、1歳になる男の子が居る。

娘はとある化粧品メーカーに勤め新居はヒロシの家から30キロ北上した場所にあった。

身なりを見る限り振り込まれたお金は手付かずのままの様だ。
ヒロシは原さんの家庭環境なども知っていた。

振り込みがあった後も、会う事を強制されたり1日中ヒロシからの電話やメールが絶える事はなかった。

日々原さんの行動をチェックし寝る時以外は、3時間毎に今居る場所の写メールを送らせた。
メールが遅れれば、すぐヒロシから電話が入る。

そしてヒロシから罰金と称して連絡が無い時は10万払う様に強要された。

原さんはもう我慢の限界だから辞めて欲しいとヒロシに頼んだ。

ヒロシから届いたメールは
〈もうオレも年だしいつ死ぬか分からない。
どちらか死ぬまでこのゲームは終わらないよ。
一生地獄の泥沼で原ちゃんは喘ぐんだよ(^_^)V
娘にバラしちゃおっかな~〉

正に鬼畜と化したヒロシからは毎日の様に嫌がらせや強迫メールが届いた。

相談中にもヒロシからの電話は掛かって来た。