今回はペット探し調査です。

依頼人は60代の女性の方、愛犬がいなくなったとの事であった。

愛犬は中型犬で雑種のオス朝散歩中に放した所、いつもなら名前を呼ぶと帰って来るのだがその日は近くを走っていたバイクの排気音に驚いて逃げてしまったらしいのだ。

またこの愛犬はお腹に腫瘍があり余命が1年ぐらいしか無く、依頼人は最後まで一緒に居たいと泣きながら話された。

依頼人自身も持病があり、今は投薬治療で何とか一人暮らしを続けているのだ。
その支えでもある家族の一員が居なくなってしまい、心が折れそうな状態である。

犬の場合、帰巣本能がある為に帰って来るケースも多い。

早速捜索用のチラシを製作し、逃げ出した公園を拠点に半径500m以内に配布した。
配布しながらも散歩中の人や軒先に居る人にも聞き込みをした。
今回は盗聴盗撮発見調査の話です。

依頼人は21才の人妻。

パソコンで送ったメールの内容など主人が把握している様子、盗聴もしくは盗撮しているのではないかとの事でした。


調査の結果室内には盗聴器や盗撮器は発見されなかった。

その後心配されているパソコンを確認した所、ウィルスに感染している訳でも外部から操作された形跡も無かった。

パソコンの周辺機器を見た所、不振な点があった。

無線LANの様な物がパソコンとモニターの間に接続されている。

依頼人に聞くと
「主人のパソコンが無線LAN対応なので、ここから電波を送る為に主人が取り付けた。」との事であった。

実はトランスミッターの送信機であり、主人所有のパソコンには無線LAN用のスロットルカードは入っているが関係ない物であった。

依頼人宅の敷地内にあるガレージを見せて貰った所、受信機と録画用のハードディスクレコーダーとモニターを発見した。

この機械を使用すると奥さんがパソコンを使用している時に画面に映し出される映像が、すべて送信機によって送られ録画出来る様になっていた。

ガレージにあるモニターをつけ録画している内容を確認したら、奥さんがブログの更新している画面やサイトを観覧している画面が映し出された。

簡単に言えばテレビを録画する仕組みで、パソコンの画面に現れる映像を録画する様な事である。

このタイプの機械は外見からは全く分からない作りになっている為に素人では判断が難しいものである。

その夜、依頼人は帰宅した旦那に離婚話を切り出したそうだ。
今回少し調査についてお話しします。
張り込みについてです。

この仕事をしていると色んな経験をしますが、もっとも多い時間を割くものと言えば張り込みや尾行。

よくあるパターンでは繁華街、特に飲み屋街や風俗街での長時間の張り込みは周りから見たら明らかに不審と思われ警戒されるケースがあります。

客引きのお姉さんやお兄さんからの冷たい視線を感じる事も多々あり、1時間以上同じ所に立ち張り(立って張り込みする事)していると・・・。

その界隈の元締めらしき人が近寄って来て、笑いながら
「刑事さん。若いもんがビビっちゃって仕事出来ないって言ってるよ~。」

出で立ちがそう見えるらしく耳には無線を聞くためにイヤホン腰の辺りの膨らみは無線だが、拳銃やワッパにでも見えるのでしょう。

そしてターゲットが店から出て来るのを逃さない為に、一点に集中した視線。

自分「今日は別件ですから大丈夫ですよ。」

元締め「そうか。そうか。」
と言って、その後みなさんお仕事再開。
ここで自ら警察や刑事を名乗ると違法になる。

車張り(車を止めて車内から張り込みをする事)
今まで1番危険だったのはとある路上で張り込みをして居た所、意気なり車3台に前後横を塞がれた。

明らかにその筋の方の車。
フルスモークのベンツにセルシオ、クラウンからは若い方々が続々と・・・。

若い方「おめぇ!どこの組だよ!」

自分「いやっ。組とか属してないんで・・・。」

若い方「ちょっと来い!」と事務所まで連れて行かれ役職者の方と対面。

名刺を渡し説明したら
役職者の方「なんだ探偵かよ~。
どうだ今の探偵は儲かんのか?」
「うちの若いヤツも使ってくれよ。」と気さくに話しだした。

探偵業法が出来上がってからは、探偵や調査会社は届け出制になり警察の立ち入りもある為アングラな会社は少なくなった。

一昔前ならその筋の方の調査会社や探偵事務所は、皆が一目置く程のトップクラスの調査能力だったのです。
情報網やツテが半端無いのだ。