(その3)水間鉄道(貝塚市) &忠岡町 | ハンター湘南の旅ブログ

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鳳地区の夜の「灯入れだんじり」(踏切横断多数あり)については、夜間のため、ノーフラッシュでのデジカメ撮影が難しく、新たな画像は、ほとんどありません。

手抜きですいませんが、ダイジェスト記事(10月8日付)をご覧下さい。
3連休初日やさかい(速報ダイジェスト) | ハンター湘南の旅ブログ (ameblo.jp)

 
泉州だんじり祭り巡り、2日目

堺駅近くのホテルを7時半前に出発

予定になかったが、しばらくご無沙汰の水間鉄道に乗ってみることにした。
沿線の貝塚市でもだんじり祭りをやっているので、早くも動き出してるかもしれない。

堺から空港急行で、貝塚へ。
 
「たこぼうずもなか」の看板に、ぴくっと反応、youtubeのだんじり関連動画でよく見かける名前。
 
水間観音への乗換駅でもある
 
駅前は、だんじりの軌跡や紅白の電信柱が見られ、お祭りモードだが、さすがに8時前は閑散。
 
さて、水間鉄道の切符を買おうとしたら、ICカードが使えるようになっていた。
長らくスルッとKANSAIに非加盟で、乗り放題切符等が使えず、結果四半世紀のご無沙汰だった。
車両は、元東急7000系のまま変わっておらず嬉しい。
 
2両のワンマン電車は早朝ながら座席がほぼ埋まる乗車率で、途中からも結構乗ってきた。
 
所どころで、太鼓囃子の音色が一瞬ずつ聞こえ、ドップラー効果。
そして、田畑の中を行くだんじりが遠くに見えてびっくり。古い街中を行くイメージが強かっただけに。
 
そしてそして、森駅の踏切で、だんじりが待っているのを目撃!
降りる人も多く、衝動下車した。
森は初下車。
 
駅員、警備員は無く、遮断機が上がると、たちまち「そーりゃ、そーりゃ」

 
そして、そのままの勢いで駅前の交差点で「やり回し」
 
他に観客はなく、隠れ見物スポットだ。
 
森地区のだんじりは狭い街中を巡回、慎重に曲がる。
 
再び、駅前でやり回し

宮入りまで時間の許す限り、町内を巡回、朝から元気だなあ。
 
警備員代わりの通過時刻表(踏切通過時刻付き)
 
間もなく先の電車が水間から折り返してきた。
 
途中、名越で、列車交換
先頭車化改造車
タブレット交換は無し
 
貝塚市役所前で降りて、旧市街を歩こう。もちろん初下車。 
 
しかし、期待に反して何もなかった。

駅前にある府立貝塚高校のための駅だろう。確か、農業系学科を有する数少ない高校で、甲子園でお馴染みの阪神園芸への就職もありそう。

貝塚市中心部の麻生郷(あそごう)地区は朝遅いようで、だんじりの姿は少ない。
 
とある公衆浴場前に、コマと梃子発見、だんじりが近くに居そうだ。
 
やっと見つけた、麻生郷エリアでは、東地区のだんじりが唯一動いていた。
 
おっ、ここは、youtube でよく出てくる、あの「たこぼうず」の交差点だ。
岸和田ではなく、貝塚市だったか!
方角によっては、鋭角を曲がるケースもあり、府内有数の難所だ。
日曜日の8時45分現在、看板等は破壊されてなかった。
 
 
目抜き通りにも1台待機
 
宮入りの頃合いだが、「宮」の場所を調べて愕然、JRの東貝塚付近と、あまりに遠い。
「たこぼうず」など、市街でのやり回しは午後になりそうで、こちらは断念。
 
貝塚駅まで1駅歩いた格好。

大きな町も小さな町も平等にお祭りに参加して楽しんでいる姿が印象的な、貝塚市のだんじりだった。
 
さて、次の目的地へ

南海電車で岸和田を通り越して、先月から目を付けていた、忠岡へ移動してみた。
 
 
忠岡町は、だんじりは4台と少ないが、面積は日本一狭く、人口は1万人余り、よって「だんじり密度」はかなり高く、全体的に道も狭く、カオスが予想された。

駅に降りて改札を出たら、たった3歩、徒歩1「秒」でだんじり!
さすが忠岡町。

駅前へは、次のだんじりが迫っているらしく、浜側へ出発
 
向から別のだんじりが来たが、うまい具合に交差点ですれ違った、
4台のだんじりが、うまく交換しながら、行ったり来たりする。まるで江ノ電の如くで感心した。
 
入れ替わりに、別のだんじりが駅前へ
回転させて折り返す
 
さて、宮入りの時刻となり、小さな町だから、神社までは歩いてすぐで助かる。
 
ただ、神社前ではなく、なぜか1ブロック離れた交差点に見物人が集まっていて、地元民のみが知る、見物スポットを発見。
 
時間になって、1台目が、やり回しを決めて神社へ向かう。
それが戻ってくる頃合いに、2台目が、やりまわし。
 
15分間隔のネットダイヤが組まれ、うまくぶつからないように流れていて、鉄道ファン的には感心した。
 
さて、急いで通称「イズシゲ」の交差点へ向かった。
忠岡町随一の、やり回しの名所へ。
 
(つづく)