ハンター湘南の旅ブログ

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旅行・地理・交通機関・臨時バス調査・昭和レトロ・吹奏楽鑑賞・街歩き・昭和歌謡・高校野球・学校教育・国鉄etc.

名鉄尾西線に乗って、玉ノ井駅に着いた

片側ホームのシンプルな駅

つまり、名鉄一宮~玉ノ井は電車1本しか入れないわけだ。

(考えてみたら、幹線の豊橋駅も片側1本だけだ)

 

23年前に来たときは、ここから新木曽川駅まで歩いたなあ。

 

今回は1駅分、奥町駅まで歩いて戻ってみるか。

 

駅近くには、昔ながらの、のこぎり屋根の織物工場、まだ残ってた!

懐かしさがこみ上げる

しかも、土曜日なのにカシャカシャと織機の音が聞こえるじゃないか!

23年ぶりの音!

 

壁に耳を当ててじっくり鑑賞したいところだが、不審者極まりないので自重した。

 

余談だが、昔、品川区某所で歩道に面した校舎の壁に耳を当てて吹奏楽を聴いたことがあった。

私の珍奇な行動が原因かは知らないが、その校舎は数年後、奥に引っ込む形で建て替えられ、現在、歩道沿いに防犯用のバリケードが張り巡らされた格好になった。

まさか、私のせいじゃないよね!

 

もしも文化財となった工場が防犯上の理由で建て替えられたら、悲しいし。

 

木曽川高校吹奏楽部の定演ポスター発見

えっ、1月の3連休だったの!

数年前、犬山へ行った時ニアミスしていたかも

 

さて、97年発行の地図を見ると、奥町駅から旧尾西市中心部へのバスルートがあるではないか。

本数僅少だったり、廃止されてるかもしれないが、乗れるかな?

次第に早足になり、駅に近づいたら、大型バスが走り去るのが見えた。ああっ!

 

バス停に近づいたら、一宮市コミュニティバスになっていて、3分前に発車、惜しかった。

1時間後の最終が来る頃は真っ暗だろうから、今回は諦めた。

昔は一宮から名鉄起線があったようで、また次回、廃線跡を全線を歩いてみよう。

 

結局、予定通り尾西線電車で引き返すことにした。

 

発車が近づくと、夕方の住宅街駅にもかかわらず続々と乗客が集まり、1両分の屋根下は入りきれないないほどに。

どうせ奴らは忘年会目当てのマイカー族だろう、駅近なら普段から電車に乗れよ!

立ち客大勢の電車で一宮駅に戻った。

 

3分接続の始発の急行豊橋行きはまだ入っておらず、結局1分前に着いて、運転士と車掌がダッシュして定時に折り返した。

遅れてたのか、日常茶飯事か。

 

名古屋まではやたらカーブが多く、名岐間はJRに太刀打ち出来ないのを感じた。

国鉄時代は運賃が高く、本数が極端に少なかったから、それでも名鉄が圧倒的優位だったのに。

昭和63年~平成5年の両者の乗降客数の逆転・激変ぶりは、ここに折れ線グラフを載せたいぐらい。

 

真っ暗になって、そのままトンネルに入り、お約束の信号待ちはなく名鉄名古屋駅に着いた。

一大ターミナルなのに、上り下り1本ずつでやりくりしている、日本一のカオス駅だ。

ホームは各方向の客が、隣り合わせで列を作っていた

本来なら最低3面6線は必要だろう

 

駅の外に出ると、さらにカオス。

まるで末期の万博会場のような人の群れ!

名駅での年末ジャンボの購入客が隣の近鉄駅を越えるぐらい長蛇の列。

1時間待ちだか2時間待ちだか、プラカード係員が声をからしていた。

どこでも買えるじゃないか、と思うが、

どうやら東京の西銀座と並ぶ、有名な当たり多発窓口のよう。

しかも来年早々再開発のため窓口が閉鎖されるので、最後の年末ジャンボだ。

大安の週末、お葬式を兼ねたファンが東海三県から集結していたのだった。

さようなら★名駅前チャンスセンター

 

ご苦労様です。(←興味ない人の冷たい一言)

 

名古屋駅周辺はあちこちでクリスマスイルミネーション合戦だった

 

 

 

 

 

 

泊まったホテルは、なぜか部屋の床が濡れていて、本来なら苦言を呈して部屋を変えてもらうだが、この日の名古屋は花火大会があったりして大混雑

名駅周辺で奇跡的に1室だけあった4桁台のお部屋だ。キャンセル分だろう。部屋に余裕はないに違いない。


1時間ぐらいかけて、休み休みドライヤーで乾かす、日本では珍しい体験をした。

 

 

ZZZZZ~

 

12月21日(日)

 

6時40分、夜明とともにホテルを出発、

眠み~よ

再開発で無くなっていたと思っていた吉野家を発見、朝飯

 

地下鉄東山線でへ出て

 

バスターミナルのある、オアシス21

 

目的地へ向かう前に、朝バス1本

 

名古屋市営バス

 

幹栄1系統、水分橋行き

名古屋市で、まだ足を踏み入れてない地域へ

 

日曜朝、ガランガランのバスターミナル

 

始発のバス到着

3人ほど乗車

 

途中までは、高速の下の41号線を行き

 

そして、乗客は私1人になった

庄内川を渡って右折し、西味鋺→中味鋺→楠味鋺と名古屋市の東北端をめざす。

 

30分ほどのバス旅を終えて、終点の水分橋で下車

何となく恥ずかしい乗り方だが、昔は通勤の主要ルートだったはずだ

なんてったって「幹栄1系統」なんだし

 

ちょっと歩けば、名鉄小牧線の味鋺駅がある

 

ここから小牧線は地下に入り、地下鉄直通で平安通まで行けるようになった

 

それ以前は上飯田の孤立したターミナルでバスに乗り換えざるを得なかった

味鋺駅に到着

延伸開業時に様変わりして、乗降客は一挙に3倍になった

従来のバス1本より、地下鉄経由で栄へ行ったほうが断然早い

 

さて、ここから地下鉄を乗り継いで、今日の目的地「合戦場」へ向かおう

 

(つづく)