怪しい彼女(2014年)シム・ウンギョン 出演作考察 | Blue Lagoonへの道!

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(Just Like)Starting Over

シム・ウンギョン심은경

 

ちーっす!('∀`)ノ

さぁ、シム・ウンギョンの世界、第九弾スタートです!('∀`)ノ

第七作目に取り上げるのはこちら!

 

 

2014年映画『怪しい彼女』

 

オススメ度:星星星星星星星星星星星星星星星

シムウンギョン度:星星星星星星星星星星星星星星星ハートハートハート

 

さて本作、オレのオススメ度、シムウンギョン度はMAXです!ヽ(=´▽`=)ノ!

日本で公開当時も絶賛で、見た方も多い作品です。

 

前回紹介した『サニー永遠の仲間たち』では懐かしい高校時代の思い出と現在がクロスオーバーするという作品でしたが、今作は現在のお婆さんが50年前の姿に戻ってしまうというトンデモ設定ですw

 

毒舌で頑固なお婆さんが大事な一人息子の嫁をいびりすぎて嫁が入院。

施設に入れられちゃう事になり、失意で遺影を撮ろうと訪れた不思議な写真館。

で、こんな感じ。

 

 

実はこの若さの時、結婚したばかりで旦那が出稼ぎ先のドイツで死亡、その後生まれた子供のために全てを犠牲にしてシングルマザーで生きてきた苦労人。

なので神様がくれたチャンスと思い20代を自由にやり直そうとする中身は70代のお婆さんのストーリー!('∀`)ノ

 

ひょんなことから自分の孫のバンドのボーカルになってイケメンプロデューサーの目に止まり、路上バンドからTV出演で検索ワード一位のバンドになって、イケメンプロデューサーと恋の予感・・・と、とんでもストーリーが始まります。

 

とんでもストーリーだけでなく、中心は実は母と息子のストーリーが核。

ラストは号泣必至です!。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

正直女性よりも男性向けのお話だと思います。

ラストでは女の人より男の方が泣く。いや絶対。思わずおふくろに意味もなく電話したくなるはずです!うえーん!(>_<)!

 

どんだけ面白くて良い映画かというと、日本も含め世界中でリメイクされてるという点でもわかると思います。

 

 

日本リメイクはシム・ウンギョンを多部未華子が演ってるんだけど、中途半端なコピーみたいでヒドすぎ。日本の懐メロカバーは良かったけどお金かけなさすぎで残念でしかなかったです。設定の息子が娘に変わっていて、娘役を小林聡美が好演していた。『転校生』の頃の小林聡美ならシム・ウンギョンの代役務まったかもw

 

まぁ四の五の言わずにまず見てくれ!ヽ(`Д´)ノ!そんな推し作品です!

 

 

さて、最初にのせたDVDの画像、背景は韓国版のチラシ。直輸入のDVD買ったハングルカゲさんにオマケで頂いた貴重なシム・ウンギョンの映画チラシのうちの一枚。(前回はサニーのチラシ紹介しましたw コレもお宝w)

 

DVDはAmazonで買ったんだけど、初回限定の特製スリーブケース仕様だったんだけど、特典DVD付きでこれがビックリ。

本編で使われなかった貴重なシーンが満載で、これ見てなるほどと奥が深くなる内容でした。映画の尺(長さ)の問題で監督も泣く泣くカットした名シーン。

 

これから初めて見る人にも参考になる余談を紹介します('∀`)ノ!

 

オープニングシーン

 

 

老人問題の専門家、大学教授のマルスンお婆さんのセガレの講義シーンから始まりますが、そのシーンは実は長くて、現在のマルスンお婆さんのやんちゃぶりエピソードが披露されます。このエピソードがないせいで、マルスンお婆さんがシム・ウンギョンのマルスンになったら急にやんちゃになったって感じがしちゃいますね。

 

最初に若返ったお婆さんに気がついた登場人物

 

 

マルスンお婆さんは名家の育ちで駆け落ちするまで裕福な暮らしをしてました。

その当時両親を亡くし、マルスン家の下働きとして奉公に来ていたのが幼いパクさんで、マルスンお婆さんを今でも『お嬢さん!』と呼び一途に恋してる。

最初はわからなかったものの、そんなパクさんだけに若返ったことがわかり秘密を共有してるのだけど、パクさんが気づく前にオ・ドゥリと名乗る若いマルスンお婆さんの正体を見破っていた者がいるのだ。それがこちら。

 

 

パクさんちの飼い犬ペグw

なぜか初対面のはずのオ・ドゥリ(マルスンお婆さん)になつくなつくw

監督のコメンタリーでもペグの名演技をカットしたのは残念と言ってました。

 

一途なパクさん

 

 

この画像もカットシーンでプールの帰り道。

バンドのメンバーやプロデューサー達と行ったプールに付いてきたパクさん。

プールの入場券の半券にキスして大事そうに財布にしまいます。

「なんでそんなモノを?」といぶかるオ・ドゥリ(マルスンお婆さん)に、

「だってデートの記念だから・・・」と純情一直線のパクさんw

 

そんなパクさんは桃アレルギーなのに、マルスンお婆さんはいつも桃をお土産に持って行きます。

本編では理由はわからずでしたが理由はありました。

 

 

憧れのお嬢さんが優しく手招きして、手渡してくれたのが桃でした。

パクさん、その時も全身ジンマシンになりながら隠れて桃を食べてました。

 

 

この時からマルスンお婆さんはパクちゃんは桃が大好きなんだと思い込んでいたのでしたw

オレでもこの状況ならアレルギー関係なしになんでも食べるわw(;´∀`)

 

物語終盤、若返ったマルスンお婆さん(オ・ドゥリ)から「悩んでる」と打ち明けられ、「好きな人ができたか?」と見抜いたパクさん。

このあと本編ではお話のあとオ・ドゥリが「旬だからすごく甘いよ」と、また桃を渡してこのシーンは終わります。

 

この後のパクさんの名シーンもカットされていました。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

夕暮れになった同じ場所のベンチで、ひとり体を掻きながら桃を食べてるパクさん。 「・・・すごく甘い。」と言いながら涙ぐんでました。

 

 

修羅場シーン

 

あることでパクさんの下宿を出なければならず、かといって家には帰れないオ・ドゥリ、プロデューサーのマンションに一晩お世話になることに・・・。

次の朝、プロデューサーを好きなアシスタントディレクターが朝食を持ってきてしまいオ・ドゥリと鉢合わせ・・・。

このことで最後のイベントの後会社を辞めるといい、オ・ドゥリを実のお婆さんと知らず恋心をいだいている孫にチクったため、オリジナル曲の件で孫とプロデューサーが対立するわけです。

 

 

さて、ここからシム・ウンギョン考察!('∀`)ノ

 

 

この作品で名子役、名バイプレーヤーとして活躍してきた彼女が主演女優として一躍トップスターに躍り出ます。

2014年はこの『怪しい彼女』で日本を含め7つの映画祭で主演女優賞を総ナメにし、最年少興行クイーンと呼ばれ、この後出る作品はみんな話題作となります。

 

前紹介したブログのTVCMなんかもこの年から始まります。

 


 

大ヒット映画主演女優として大ブレイクした彼女、若干20才。

 

。。。ここで彼女は悩むのだ。

映画は必ずヒットさせなければならないと。

絶賛の裏で相当なプレッシャーを感じていてここから試行錯誤が始まるのだ。


・・・だんだん『考察」っぽくなってきました(´ε`;)ウーン…

 

『怪しい彼女』の舞台挨拶トークショーでのサービスシーン。

サービス精神の強い同僚のOLさんみたいな雰囲気だよね。

 

 

カワセミ氏に「地味顔』と言われ、まぁ美人だけど一般受けしないマニアックと言われたのだが、演じてる自分と本当の自分に揺れ動く乙女なのであった。

・・・地味、というか普通すぎる女の子なんだよ(´;ω;`)ブワッ

 

まだまだ続くよヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

 

 

そんじゃアンニョン♪('∀`)ノ                     심은경