まず現場を見ていただきましょう。
下の写真は7年前に撮影したものです(赤枠と矢印はブログの管理人が加筆したもの)。
2017年撮影
ここは自転車置場でも無いのにかかわらず、まして避難経路のドアの前にもかかわらず数台の自転車が不法に駐輪していたのですが、理事会の理事も、管理会社の管理員も、不法駐輪者に注意をして撤去させませんでした。一台が駐まっていれば、「じゃぁ私も」となるのは世の常で、瞬く間に不法駐輪車のたまり場なってしまいました。
そこで理事会のやったことは、不法駐輪している自転車を撤去させることではなく、理事会の決議だけで不法駐輪自転車に占拠されている場所に白線を引き、「自転車を一時的に駐輪する場所(=一時的駐輪場)」としてしまったのです。
そして、そこに下の写真の掲示がされていました。
2017年撮影
そして実態を見れば、“一時的”とあるにもかかわらず、実際には下の写真のように自転車にカバーが掛けられるなど、「保管場所」となってしまいました。
2017年撮影
また、その先の避難経路も、下の写真のように自転車によって塞がれてしまっています。
2017年撮影
敷地の一部を自転車の“一時的駐輪場”に変更することは「共有部分の変更」であり総会の決議によらなければならないのに理事会決議だけで変更したのです。それも、非常扉及び避難経路を塞ぐ形で自転車置場の線が引かれていますが、これが消防法違反、消防計画の違反となります。
そして、最初に、理事の中にこれらのことに気づき、「ちょっとまずくない? 確かめたほうがいいんじゃない。」と考える者はいなかったのか、 次に理事会に出席している防火管理者は避難経路が塞がれていることに疑問をもたなかったのか、三番目として管理会社からはそれらの視点からのアドバイスはなかったのか、など疑問に思いました。
そこで理事長宛に質問書を出したのですが、管理規約の違反について全く言及することはなく、6年以上経った今日に至るも代々の理事長はダンマリを決め込んでいます。
非常扉については、下の写真のとおり、非常扉から外に出る部分は白線が引き直され、避難経路が確保されました。
2024年1月撮影
しかし、その先の避難経路については依然と自転車で塞がれたままとなっています。
2024年撮影
また、
2022年撮影
のような自転車や、
2022年撮影
のような自転車がみられました。
そして、今、正面玄関から朝の出勤やお出かけの際は、不法駐輪自転車がお見送りします。
2024年撮影
ボナール戸越のみなさん、行ってらっしゃい!