本日は、BNIからのご紹介で、
ヒンジが壊れて閉じることができなくなったノートパソコンの修理です。
パソコンとしては使えているので、なんとか再び閉じることができれば・・・。
私にとって、この手の修理はお手の物で(過去に1回だけ液晶をグズグズにしてしまった失敗はあった)、
先月も技科大生のノートパソコンを修理しましたね。
なので、今回もシャーシの交換はせず、ネジとナットで留める方法を採用します。
まずは、本体部から液晶部を取り外します。
液晶と本体をつなぐケーブルを外す作業が入るので、
バッテリーは外しておくことを忘れてはなりません。
過去に、それを忘れて取り外したところ、火花が散ったことがありますので。
無事に外すことができました。
この時点で、もうヒンジは取れちゃいました。
で、その部分をよく見てみると接着剤で留めてあった跡が見られます。
いやいや、ノートパソコンのヒンジのチカラって、思ったよりも強いんですよ。
だから良く壊れるワケでね、ネジで留めてあるならともかく接着材ってさ、そりゃあ壊れるさね。
反対の方も見た目は無事かと思わせておいて・・・。
やっぱり接着剤が外れてました。
で、だからといって再び接着剤で留めることはしません。
またしばらくしたら同じように壊れるのは目に見えてますからね。
なので、今回もドリルで穴を開けまして。
ご覧の様に、ネジ(いつもM2)を通して、
ナットで固定。
飛び出た部分はニッパーでカットします。
横から見た感じ。
これで無事に開閉することができるようになりました。
作業時間としては30分ぐらいでしょうか。
なので、朝預かって、午後に返却も可能です。
作業賃も5~6千円ぐらいでやっちゃいます。
ヒンジが壊れて、閉じることができないよーってお困りの方はぜひご相談下さい。