本日はライオンズクラブのアクティビティで、能登半島へ向かっています。
この間の年次大会の時に声をかけられ、
豊橋南ライオンズクラブから、私を含めて5名のメンバーが災害ボランティアに参加することになりました。
朝、8時に集合して、クルマに乗り合わせてひたすら北へ向かいます。
ここは、途中の城端サービスエリアです。
能登半島から1年以上経っていますが、
個人的にはそこそこ復興って進んでいるんじゃないか?
と思っていました。
東海北陸自動車道を経て、七尾ICで一旦降ります。
そこから能越自動車道を通って、輪島市へ向かうのですが、道路はご覧の有様です。
とりあえず通れるようになってるだけで、
地面のアップダウンや車線シフトが至るところでありますし、
崖崩れや樹木のがれきなど、積み上がったままになってるのも珍しくありません。
そのため、制限速度も40kmに制限されています。
※パスワードは「123」
震災前は観光名所として様々なイベントを催していましたが、
そもそも田んぼに水を張れない状態になっています。
先日までクラウドファンディングを通じて、復活のための資金を募っていたようです。
ホームページもご覧いただければ、どんなに美しい情景だったか分かるかと思います。
結局のところ、ここも行政の支援というのはないわけですよね・・・。
もう、自分たちでなんとかするしかないわけです。
輪島市中心部へ入りました。
崩れたままの建物。
こういうのを見ると、∑(・ω・ノ)ノえっまだ片付いてないの!?ってびっくりします。
ってか、これが当たり前の状態なのです。
むしろ片付いている方が珍しい・・・。
私たちの作業は明日からですが、
その前に輪島ライオンズクラブの前年度幹事が経営する酒屋さんに表明訪問しました。
そこで、輪島市の現状なども少し聞き取り、また地酒もいただきました。
こちらは、輪島朝市があったところ。
震災があった当日、火災が発生し、断水や道路の分断、
大津波警報で避難しなければならないなどで十分な消火活動ができず、約300棟が焼損。
今は、それらも撤去されごらんの有様です。
ですから、現在、輪島には観光できるところなんでまるでなく、
人通りもほとんどありません。
ボランティアに来ましたという認証を受けるために輪島市役所へ。
当然ですが、市役所の建物も地震の影響で一部が盛り上がったり、
下がったりしています。
こういう公共の建物のも、いつになったら復元されるのだろう、
てか、やる気あるんだろうか(主に国が)と思います。
怒りを通り越して、呆れてますよ。
本来は車中泊の予定でしたが、L近藤資浩さんが、
市内で唯一営業しているルートイン輪島を押さえてくれました。
温泉もあって、長旅の疲れを癒やすことができました。
明日は、朝から作業に入ります。
しっかり休んで、しっかり動けるように心がけます。