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輪島市二日目。

今朝は市内にある重蔵神社よりおはようございます。

 

 

ホームページにもあるように非常に由緒ある神社なんですが、

やはり震災の被害は免れませんでした。

 

 

 

本殿は入れる状態ではないので、

こちらの小さなお社に祀られている感じでした。

 

 

 

それでも、重蔵神社のインスタを見る限り、

春季例大祭は盛大に執り行われた様で。
 

 

少しずつではありますが、復興が進んでいるのではないかと思います。

 
 
そのまま市内を改めて散策します。
 
 
昨日もご紹介した朝市があったところ。
朝市にもお社があったようですが、それがあった痕跡を残すのみとなっています。
 
 
輪島市を象徴する建築物のひとつ『いろは橋』。
NHK連続テレビ小説「まれ」でも登場したようですね。
麓に、それを記念するモニュメントが設置してありました。
 
 
昨日お伺いした酒屋さんに集まって、本日、作業を行う大澤漁港へ向かいます。

 

 

海岸沿いの道路はまだ通行止めが続いていますので、

一旦南下して門前町を経由して向かいます。

その道すがらも、至る所で崖崩れが見られました。

 

 

走ること約一時間。大澤漁港です。

地震の影響で海面が隆起して港のカタチが変わってました。

 

 

大澤漁港にある静浦神社に他のライオンも集まって朝礼を行いました。

 

 

マスクと手袋、長靴で完全防備して現場へ向かいました。

 

 

漁港から少し離れたところにある民家。

 

地震と豪雨のダブルパンチで、庭先にはがれきが積まれていました。

これの片付けと、崩れかけている母屋から仏壇を運び出したり。

 

 

メインの作業は、まだ健在である離れの片付けです。

 

 

豪雨による濁流で離れの中には土砂が入り込んでおり、

これを外へ掻き出します。

 

 

コンクリートの土間が出てきたときの感動www

 

 

幸いそこまで熱くありませんでしたが、

スイッチが入るとみな真剣に作業をこなしました。

 

 

午前中の作業を終えて、午後は再び大澤漁港の近くにある民家へ。

 

こちらも豪雨による濁流に呑み込まれましたが、

建物はしっかりしているので、片付けてなんとかまたここで住みたい!

という希望に応えるべく、作業をしました。

 

 

土砂にまみれた畳を外に出したり、

勝手口に流れ込んだ土砂を再び外へだしたり。

 

 

そんな土石流がどんなに酷かったかを物語るのがこの写真。

右手に建物がありますが、元々は左手にあったとのことです。

それが、流されて移動してしまった。

 

 

土石流の巻き込まれなくても、地震で崩れた建物。

 

 

場所が場所だけに重機も入れず、そのままみたいな・・・。

 

 

最後に記念撮影。

 

結局のところ、ここで作業していたのは我々だけで

他のボランティアはいませんでした。ましてや公的な作業員もいません。

もっとも土日だからというのもありましょうが。

 

これがせめて輪島の中心市街地とかならいましょうが、

そこから離れた、水道も電気もないところまで行って

ボランティアしようなんてあまりいらっしゃらないのでしょう。

 

だからこそ、私たちライオンズが支援を

しなければならないのではないかと思います。

 

実はこの支援を今後も続けるか、ライオンズクラブ内で議論があるみたいですけど、

あたしゃね、一度、現場を見てくれと思います。

あれから1年以上経過しましたが、復興なんか全然進んでないです。

それでも、ここに住みたい、故郷に戻りたいという方はたくさんいらっしゃいます。

 

実はあの大澤漁港ですら、水道も電気もありませんが、

3世帯ほど住んでいらっしゃって、実際に漁にも出ているとのこと。

朝市だって、今でこそ焼け野原ですが、

再びあの賑わいを取り戻したいという方はたくさんいらっしゃるはずです。

白米の千枚田もそうですね。

 

私も機会があればまたボランティアにいきたいと思います。

貴重な機会をいただきありがとうございました。