豊橋市牛川町、桜丘高校に囲まれた喫茶店『MOKMOK』。
モーニングで提供されるホットサンドが美味しい!と
亡くなった父親に連れられ、その当時からそこそこ通ってました。
さらに、朝6時から開店というのもありがたかったし、
何よりもマスターのある意味分かりやすい魅力もあって、
モーニングタイムには、たくさんの人で賑わってました。
分かりやすいというのは、ひとことでいうと
「野球は巨人、テレビはソニー、クルマはホンダ」という具合です。
店内には、いつもジャズが流れ、設置してあるテレビはワイドショーが流れており、
マスターのおっかさん(?)がそれを見ている光景が当たり前でした。
また、随所にちりばめられたわけの分からない民芸品の数々も特徴的だった気がします。
ただ、その名物マスターも2017年末頃に亡くなり、一旦は閉店となりました。
それが、2019年2月に甥っ子が引き継いで復活させました。
でも、あの当時のカオスな雰囲気は一掃され、
何と言いますか、普通の喫茶店になってしまいました。
ホットサンドは相変わらずでしたが、開店時間が7時なり、おしぼりも紙になりました。
ま、それは良かったんですけど、私が個人的に嫌だなと思ったのが、
引き継いだ甥っ子のマスターのお姉さんに対する態度です。
マスターのお姉さんは、この時はまだご存命(今は分からない)で、お店を手伝っていました。
ただ、その甥っ子(ひょっとしたら親子関係?)が、邪険に扱うので(それも店内で)、
それを見るのがイヤになって行くのをやめてしまいました。
店内のBGMもなくなってしたし、喫茶店の命とも言える雰囲気が良くなかったのです。
あれから、なんか急にラーメンやりだしたり、
迷走したあげくなのかもしれませんが。
現在は、休業中だそうです。
私が思うに、ここからの復活はないんじゃないかと思います。
正直ね、甥っ子さんが、もっと祖先を敬い、大切にしていたらこんなことにはならなかったのかもしれません。
喫茶店の命とも言える雰囲気、これがMOKMOKってのを引き継いでいたら、と悔やまれます。
というより、他の喫茶店と同じことをやっていたら、だったら近くの「らんぷ」で良いじゃんになっちゃいますからね。
そういう発想がなかったのかなぁ・・・。