シャープの救世主となるはずだったのに。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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本日は日曜日なので、いつものダンスアラウンド部活動。

5クレジット(15曲)も踊っていれば、なかなかの運動量。

本当は、名古屋へ行くはずだったのですが、まあ止めておきました(;^ω^)

 

 

さて、とあるお客様より液晶交換のご依頼。

 

 

かつては東芝だった、ノートパソコン『dynabook』です。

 

 

どんな液晶が使われているか確認すると、珍しい”シャープ”製。

そして、このノートパソコンの仕様も探ってみると、

どうも、このシャープ製の液晶を使っているのが、ひとつの特徴になってました。

 

それが、”IGZO液晶”

かつては、「IGZOがシャープを救う技術だ」とさえ言われていた技術ですが、

結果的にそうにはならず、日本企業にありがちな

「良いモノを作れば売れる」という幻想をぶち壊した

ひとつの事例になりました。

IGZOについては、私もよう説明できませんが、当時、

特にTVについては、これがあるかないか云々もてはやしていたような気がします。

 

 

同じようにね、良いモノを作れば売れるって勘違いしたとあるオーディオメーカーもありました。

 

どっかで聞いたハナシですが、

飲食店でもね、『美味い店が、売れている』のではなく、『売れている店が美味い』とのこと。

前者は、料理人目線に対して、後者は顧客目線じゃないかなと。

ってか、マーケティングの基本ではなかろうかと思います。

顧客の立場に立てばこそ、自分のプライド(?)というか、職人気質は

ちょっと横に置いておく必要があるのではないかと思います。