とあるお客様から連絡があり、
『突然エクセルが使えなくなった』と連絡があり、見に行くことに。
エクセル含めて、ワードやパワーポイントも、
デスクトップやタスクバーに仕込んであるショートカットから起動すると、
写真にあるようなエラーが表示され起動しない。
じゃあ、エクセルが壊れているのか?というと、
Windowsマークから、全てのプログラムで起動させると起動します。
つまり、”ショートカットからは起動できない”ということです。
だいたいこういうことになると、まずはOfficeの修復を試みるのですが、
とりあえず、クイック修復を行ってみたところ、何にも改善なし。
さあ困ったぞ。
とりあえず、デスクトップに表示されているエクセルファイルを右クリックして、
プログラムから起動でやってみようとすると、
『appvlp』という見慣れないプログラムが。
その下に、Excel2013ってのがあるんですが、
そちらを選んで起動しようとすると、さっきのエラーになってします。
ところが、このapplvpを選ぶと、エクセルが起動する。
ファイルの関連付けもそれになっています。
そういえば、別のお客様も突然エクセルが使えなくなったと問い合わせがありました。
ま、Officeが2013だったこもあり、2021へ入れ替えることで解決をしました。
さて、状況としてはそれと似てます。Office2013ですね。
そこで、それと、「appvlp」というワードをヒントでGoogle大先生に問い合わせたところ、
やっぱり、世界のどっかの誰かさんがこのことについて言及していました。
パソコンサポート事例/パソコン119 さんというサイト。
office 開かない|2023年9月|エクセルやoutlookというテーマで記事がありました。
この記事の内容によると、
Office2013向けについ先日配信されたアップデートプログラムに不具合があった模様。
いつもやらかしてくれますマイクロソフトさん。
そもそもOffice2013はマイクロソフトのサポートが切れているので、
最新のOfficeへアップグレードを推奨しているのですが、かといって2~3万しますし、
使えるんだったら使いたいのが心情。この記事の続きにその解決方法がありました。
要は、Officeを以前のバージョンに戻すというもの。
そこで、記事に従って、まずはOfficeが自動的に更新するのを止めて、
コマンドプロンプトを活用して、Officeの以前のバージョンをダウンロードして、充てます。
すると、さっきの『appvlp』というのがなくなり、
すんなり起動するようになりました。
Office2013のサポートが切れているとはいえ、
いい加減なアップデートを配信するのは勘弁して欲しいです。
というもの、お客さんには何の非もないですからね。
マイクロソフトのやらかしによって、消費者が被害を被るってのは、
なんちうか、ちょっと納得できないんですよねぇ・・・。