ちょいと事情がありまして、
パイオニア製のBlu-rayプレーヤー『BD-170』を購入しました。
このモデルは、Blu-rayプレーヤーと歌っているモノの、
その実、SACD(スーパーオーディオCD)にも対応した、いわゆるユニバーサルプレーヤーになります。
ただし、DVD-Audioには対応していないようですが。
SACDは今から24年ぐらい前にソニーとフィリップスによって規格化された
『次世代のCD規格(のひとつ)』です。
CDにも採用されているのリニアCPM(パソコンで言うWAVEファイル)ではなく、
よりアナログに近いDSD(ダイレクトストリームデジタル)で記録されています。
ディスクのデータ容量としては、DVDと同じなんですが、
要は記録されている音楽データのフォーマットが異なるということです。
なので、専用のプレーヤーでしか再生できません。
それ故に、ウィキペディアにもあるように
ホント、オーディオマニア向けの規格に成り下がっていて、
発売されているディスクも、ジャズ・クラシックに偏っています。
そして、これがイチバン致命傷だと思うのですが、
著作権保護がガチガチで『リッピング』ができない。
私のようにCDをリッピングして、
ネットワークオーディオプレーヤーで再生するオーディオファンからすると、
いちいちディスクを出し入れせにゃならんなんて、面倒くさい。
加えて、例えば私が所持している『AKURATE DS』と同等の音質をかなえるようなプレーヤーとなると、
『BD-170』を10台買っても叶わないかもしれません。
それでも、一応”ハイレゾ音源”なので、じゃあCDとどれ位音が違うんかな?
と興味がありまして、導入をしてみました。
そして、私が持っているSACDは、この2つのみ(笑)
『TIME OUT』by TAKE FIVE はジャズの名盤(?)だと思いますが、
これは、なんとSACD層しかありません。
もうひとつの、『七夕夜想曲』by 村下孝蔵はハイブリッド盤になっていて、
SACDとしても聴けるし、CDとしても聞くことが出来ます。
一般的には、後者の様なカタチで発売されてるのが多ですね。
例えば、エソテリックとか。
んで、まあ実際音は良かったのか?
というと、「まあ、聴いてみたいという欲求の方が勝っていた」に留めておきましょう。
もちろん、プレーヤーや環境を整えてあげればそれなりに聴けるとは思いますが。