選挙が終わりました。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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今朝も元気にコーヒー片手にご近所のご機嫌を伺っております。

昨夜は、豊橋市議会議員選挙などの選挙結果が気になって遅くまで起きていました。

 

 

この数日は、facebookを開くとどこもかしこも選挙のネタで、

ややもすると、やれ友達が出馬したとか、親戚が出馬したから応援していますとか、

挙げ句の果てには、自分自身が出馬しました!とか、まあまあ驚かされます。

 

この豊橋市議会議員選挙も、えっ?そんな半年前まではそんな事、言うてなかったやないか!?

と思う人がポッと出馬して、それが当選してしまうモノですから、

そもそも”選挙”ってなんなんだろうと思ってしまいます。

それでなくても、4年前に落選して、

その間、いろいろなご活動を経て今回の選挙に臨んだのにもかかわらず、再び落選してしまうのですから。

 

なんや、結局”選挙”は人気投票なのか?と。

 

ただ、豊橋市はまだ政治家になりたい連中がいるだけマシかもしれません。

そのほかの地域では、なり手がおらず、無投票で当選も珍しくないのだとか。

でも、よくよく考えてみれば、それだけ豊橋市というのが政治家にとってオイシイ自治体なのかもしれませんね。

そのなり手がいない自治体というのは、そもそも議員になることが損みたいなところがあるんじゃないでしょうか。

でも、地域の人々のために働くというのは、損得勘定で済ませられる問題じゃないと思います。

 

そんな話をすると、それだけで長文になってしまうので、ちょっと置いといて・・・。

 

あたしゃ、そもそも”政治家(議員)”が何をやってるのかよく分からないんですよ。

確かに、中学の社会科の授業で、国政や地方自治体の”仕組み”は教えていただいてますが、

じゃあ、具体的に彼らがどんな活動をして、どのように役に立ってるのか分からないんです。

国会議員のメインの仕事は『立法』です。

その立法に至るまで、どのような活動を経て、法律を作り、議論をして、

成立に至らしめるのか、それがよー分からんのですわ。

地方自治体の議員さんなら、それが条例の制定とか、自治体の予算とかになるんでしょうかね。

 

何がイチバン良くないかというと、それを政治家が自ら全くといって良いほど発信しないことです。

私が聞きたいのは、あなたが何故議員にになったのか、その目的を達成するために、

何をして、どんな話(議論)をして、どのような結果に結びついたのか知りたいんですよ。

 

あのね、どこそのこ集会に行ってあいさつしましたとか、どっかの会合に出席してあいさつしましたとか、

団体がイベントやってるんで、顔を出しましたとか、そんなこったぁどうでも良いのです。

あんたは、何もんなんだ!?なんですよ。

 

だから、みーんな政治に興味・関心をもたないのです。

だから、投票率も低い。

そもそもあなたに興味・関心がないから、投票に行かない。

 

わっちは、今回豊橋市議会議員選挙でトップ当選した方は、

全く好きでもないし支持もしておりまんが、選挙のやり方は上手かったと思いますよ。

焦点を絞って、それだけしか言わない。

加えて、日頃からその話だけするのですから、もうそこに共感する人はゼッタイ彼に投票するでしょ?

選挙カーを市中に走り回らせて、名前を連呼するような旧態依然とした選挙活動はしてないわけですよ。

それでトップ当選なんですから、如何に日頃の発信が大事が分かります。

 

今回の選挙では、投票権を持っている豊橋市民の半分以上が投票しませんでした。

前回よりも低いんだそうです。新人が多数出馬して、超激戦の選挙なのに。

初当選した方は、旧態依然とした選挙活動にとどまることなく、

もうそこは捨てて、新たな支持層の取り込みに成功したのではないでしょうか。

じゃあなんで、投票率が低くなってしまったのか?

そりゃ、旧態依然とした選挙活動で投票していた方々がお亡くなりになったからじゃないですか?

残酷な話ですが。

 

あと、最後に言いたいのが、日本人はおおっぴらに政治の話ができないのも問題だと思います。

というのも、政治の話と、ビジネスの話をごっちゃにする傾向が強いんですよ。

てめぇがアイツを支持するんだったら、もう取引しない(逆も然り)、

みたいな話が特に地方自治体選挙レベルでは横行しているのではないでしょうか。

これでは、政治の話は全然できないなので、余計に政治への関心が薄れてしまう。

 

てめぇの生活に直結する話なのに、なっかなか声が上げられない。

むしろ、どんなにおかしなことでも、声がでけぇもん勝ち。

 

これじゃあ、世の中(日本)が良くなるはずがない。