商品の強みは、あなたの強みではない。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

常に全力でバカをやり社会にとって唯一無二の存在になる。

 

今夜も元気に豊橋男声合唱団『ふんけんクラブ』の練習がございました。

珍しく前列で歌っていたのですが、音がズレているのがバレバレでメッチャ焦りました。

ただでさえ声が大きいので、一生懸命歌うとやらかしちゃうんですよね。

同じパートのメンバーの声も聞きながら修正していくのですが、なかなか直らない(;^ω^)

半年後にコンサートを控えてますので、頑張って練習せにゃあと。

 

 

夜は合唱、朝はBNI手筒チャプターのビジネスミーティングでした。

 

毎週のビジネスミーティングの目玉のひとつにメンバーひとりひとりが50秒間(チャプターによる)、

自分が取り扱っている商品やサービスを紹介する『ウィークリープレゼンテーション』があります。

このプレゼンがはじまる但しに、

自身の強み、行動の要請を入れるようにしてください」と入れてます。

この自身の強みなのですが、

毎週プレゼンを聞いてて「それって、あんたの強みじゃないだろ」と思うことがありまして、

ちょっとお話ししたいと思います。

 

「自身の強み」、これは他社にはない自分だけの特異性、ぶっちゃけ差別化のポイントですな。

これを、USP(Unique Selling Proposition)と言います。

その上で、プレゼンを聞いてみると、あなたの強みじゃなくて、

「商品・サービスの強み」に終始しているのが散見されるのです。

特に物売りに多いですな。

 

それが、この地域で、もしくはこの日本であなたしか扱っていない商品やサービスであれば

それは、あなたの強みになりましょうが、他にも扱っている会社があるとすれば、

『それを何故あなたから買わなければならないのか?』

という理由が添えられていなければ、なかなか紹介は生まれない。

 

例えば『美容院』なんてそうですかね。

きっと馴染みの美容院があるってのが大半だと思います。

それを乗り越えて別の美容院へ行くというのは、それに足る理由が必要です。

ただ『安い』とか『丁寧』とか『雰囲気が良い』とかだけでは、

なかなかそこへ行こうということにならないでしょう。

 

『保険』もそうです。

保険の内容について一生懸命説明してくれるメンバーがいらっしゃいますけど、

「だったら、その保険、私の友達も扱ってるから、そっちで入りますわ」って言われたら、

もうオシマイです。

 

この点について、あるメンバーがオモシロイ事をおっしゃってました。

1to1をした時に、モノ・サービスをメッチャ売り込んでくるメンバーがいらっしゃったそうです。

確かに、その商品・サービスの素晴らしさは分かったそうです。

でも、それをそのメンバーから買う必要性は感じられませんでした。

なので、その方は、こう言いました。

「あなたの扱っている商品の素晴らしさはよく分かった。

 だけど、私はあなたにときめかなかったので、結構です。」と

 

確かに、どんなに素晴らしい商品・サービスでも、
「あなたから買いたい!」と思わせなければ、買うことはありませんわねぇ。
逆に、そう思わせることができれば、
ぶっちゃけ商品・サービスを一生懸命説明する必要はないのです。
『もうええ、あんたに全部任せるわ』
と言わしめることができるか。
逆に、それぐらいの存在であれば、紹介もたくさんでることでしょう。
 
それこそが、『あなたの強み』なのではないでしょうか。
その点も考えて、プレゼンを含めた自分自身のマーケティング戦略を見直す必要がありましょう。