ちょっと珍しいパソコンが入ってきましたので、ご紹介します。
こちらは、ソニー時代の”VAIO”です。
ソニーはかつてMSX規格のパソコンを販売していました。
その後、1996年のインターネット黎明期に”VAIO”ブランドを展開するようになりました。
当初は、AV総合機器メーカーとしての特色を生かして、
MDを内蔵したり、テレビチューナーを内蔵し録画ができるようにしたり、
パソコンの新しい用途を見いだした画期的なパソコンでした。
デザインも特徴的でしたね。
んで、この見た目はノートパソコンなんですが、
モニター中央下部になんやスライドスイッチ的なモノがございます。
これを切り替えると、
モニターが前にスライドして・・・。
タブレット状態になります。
モニターはタッチパネル式になってますので、
このまま操作をすることもできるわけです。
とはいうモノの、重量が2.2kgありますから、
タブレットとして使うのはちょっと苦しいかもしれませんね。
いずれにせよ、『Windows 8』が発表された当時はこういうパソコンが多かったような気がします。
それは、Windows7から、ユーザーインターフェース(UI)が大幅に改変され、
タッチ操作を前提としたようなスタート画面になりました。
なので、ソニーだけでなく、他のメーカーもタッチパネルを搭載した
ユニークなデザインのパソコンを発売していました。
そういえば、画面が180°回転するものもありましたね。
ただそれがライトユーザー、ヘビーユーザー共に使いにくいと不評を買い、
商業的には失敗と言われています。
なので、Windows10へアップグレードすれば、
CPUも第4世代とはいえ、Core i7ですのでまだまだ使えるかなと。
ついでにSSDに換装していきましょう。
これもチョット変わったHDDが搭載されているので。
これは当時のメーカーホームページでも紹介されてますが、
WD(ウエスタンデジタル)製のフラッシュメモリが組み込まれたハイブリッドHDDです。
SSDがまだ高価だったときに、HDDの大容量を活かしながら、
高速で作業できるように開発されたHDDです。
今となっては、もうSSDでええやん。ってなぐあいまでに価格が落ち込んでしまったので、
その強みはなくなってしまいましたがね。
いろいろな発見が見られたパソコンです。
整備が済み次第、中古パソコンとして改めてご紹介したいと思います。
お楽しみに。