『Windows8.1のノートパソコンなんだけど、
SSDにしてWindows10にアップグレードして欲しい。』
まあ、なんてことはないいつもの依頼なんですけどね。
パソコンをお預かりしたとき、
ああ、これか・・・orz。
横から見ただけでもすぐ分かる、富士通の(法人向け)ノートPC『LIFEBOOK』。
何がアレって、HDDを取り出すのにほぼほぼ全バラしをしなければならない。
過去に、それを1日で20台やりましたからね。メッチャ大変。
まずはひっくり返して、ネジを全部外します。
このネジも、山が粗いのか取り外すのにそこそこ力が要ります。
普通の精密ドライバーでは、間違いなく手が痛くなります。
マキタのペンインパクトドライバには感謝しかありません。
ヒンジカバーを外して、次はキーボードです。
その下にも更にネジがあります。
シャーシは、パソコンを開いた状態で、上からしかあけられません。
マザーボードが下シャーシに取り付けてあるからです。
これも、このノートパソコンの特徴でしょう。
なので、スピーカーや、タッチパッド、
WiFiアンテナのケーブルも外していかなければなりません。
そして、モニターも外します。
ここで漸く、シャーシが外れ、基板を臨むことができます。
装着されていたのは、東芝製のHDD。
個人的に東芝は、耐久性は高いのですが、遅いというイメージです。
とりま、ソフトウェアでクローンを施したSSDに交換。
そして、仮組みをして動作確認。
やっちまった・・・。
クローンは失敗したようです。
これでは、また再びHDDに戻して、クローンし直さなければなりません。
ちなみに、これを2回やりました(´;ω;`)
なので、別のSSDを用意して、ハードウェアでクローンします。
今度は上手くいきました。
それから、Windows10へアップグレードして作業完了です。
ちなみに、バラしの様子は動画にしてYouTubeにアップしてます。
今回のモデルよりも、遥かに新しいモデルですが、
基本的な構造は一緒です。
ちうか、ちったあ設計思想を考え直して欲しい・・・。