本日ご紹介するのは、こちらのノートパソコン。
AppleさんのMacbookProになります。
型番から察するに2013年あたりの製品になるなかと。
お預かりした経緯は、このパソコンがメッチャ遅くなって、
買い替え(Windowsパソコン)をしたい。
ついては、中に入っているデータを新しいパソコンへ引き継いで欲しい。
というわけなんですな。
んで、まあパソコンがメッチャ遅いんだったら、
いっそのことストレージを抜いて、直接データを取ればええんちゃう?
と思いまして、お預かりしました。
個人的に、Macがそんなに『遅い』ってイメージはないんですよね。
でも、ストレージがHDDとかだったら、それもあり得るかもしれません。
しかし、この薄さのMacBookですから、ストレージはSSDじゃなかろうか。
それでいて、遅いって・・・。
ま、とりあえず裏ぶたを外してみます。
Macはデスクトップ(iMac、MacProなど)もそうですけど、
総じて基盤が黒いですよね。青や緑や赤など、Windowsパソコンには見られない特徴です。
さらにメモリと基盤、CPUが一緒くたになっているので、
メモリですら、後で増設するというのが不可能です。
分かりにくいですが、右上にあるのがストレージです。
案の定、SSDでした。これをさっそく外して、ケースに入れようと思いきや・・・。
見たことない規格!!
いや、不正確だな。一度だけ見たことあるわ。
とあるお客様のところで、MacPro(例のゴミ箱形をしたモデルの)の
SSDを交換するから手伝って欲しいと依頼があったときに見たんでした。
その時は、Windowsで広く使われているM.2規格(NVMe)のSSDに、
Macに取り付ける為の下駄を履かせて取り付けをしました。
今度は、その逆をしなければならない・・・?
M.2からの変換はたくさんあるんですが、その逆はほとんどありません。
なので、お客様と相談してストレージからデータを取ることは諦めて、
遅くても良いからパソコンを起動させて、そこからデータを取ろうと言うことになりました。
ちなみに、現在はWindowsと同じような規格が使われているみたいですね。
しかし、Thunderboltといい、独自規格が好きですよねぇ・・・。