紙になるもの、ならないもの。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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先日、エニックス(現:スクエアエニックス)が出版してた

『スーパーマリオ4コマ漫画劇場』について、ご紹介いたしました。

 

そして、その派生で『ゼルダの伝説4コマ漫画劇場』

購入してしまいました(笑)

基本的に、ドラゴンクエスト4コマ漫画劇場、

スーパーマリオ4コマ漫画劇場の執筆陣がネタを提供しています。

残念ながら、柴田亜美さんはいらっしゃいませんが。

「きりえれいこ」「栗本和博」「新山たかし」この編は常連さんですね。

彼らのネタを読むと、なんか安心した気分になります(笑)

 

 

ところで、当時このエニックスの4コマ漫画劇場が売れたせいか、

他の出版社からも似たような漫画が発刊されてました。

それが、この双葉社の『スーパーマリオ4コマまんが王国』です。

実は当時、存在は知っていましたが読んだことはありません。

なので、初めて読むものになります。

私にとって双葉社といえば、もちろん数多ある4コマ漫画(雑誌・単行本)はもちろん、

クレヨンしんちゃんをはじめとしたアクション系。

ただ、なんと言ってもファミコン・スーパーファミコンの攻略本を

たくさん出版していた事を忘れてはなりません。

ここを深く掘り下げると、本筋から離れてしまいますので、

また別の機会にお話ししたいと思います。

 

さて、この当時は、電子書籍なんていうものはありませんでした。

いわゆる”まんが家の卵さん”は、こういう本にネタを寄せて

メジャーデビューを伺っていたのではないでしょうか。

もちろん、コミケ(コミックマーケット)などの同人誌即売会から

メジャーデビューってのもあるでしょう(CLAMPが有名かな)。

 

ただ、いずれにせよ共通するのは『紙になっている』ことです。

私は紙になったものを本棚に並べることにも価値を感じています。

作品を読むだけなら、電子書籍でも良いのですが、やはり紙として入手したい。

また、まんが家としてのデビューの道も、

出版社に持ちこむとか、同人誌即売会で発掘される、ショーレースに参加する以外にも、

Twitter、Pixiv、Skebとかでコツコツアップしていたら声をかけられたと入り口はたくさん用意されています。

ただ、あくまでも電子書籍としてのデビューであって、紙になるかどうかは分かりません。

私の好きなまんが家さんが、やはり電子書籍として提供され、

それが人気があったのか、書籍になりました。

次巻を楽しみにしていたところ”大人の事情”で次巻は紙にならず、電子書籍のみ・・・。

 

なんというか、複雑な気分になりますな。

物語としては、完結しているのですが、紙になってないってちうのが。

 

まあ、漫画も基本デジタル(液タブ)ですからね。

ケント紙に、Gペンで書くってこともだいぶなくなっているでしょうなぁ。

漫画の書き方的な本を購入すると、かならずカケアミや集中線の描き方が載っていました。

そんなことも今の若いまんが家さんは分からなかったり。

あとはスクリーントーンとか。授業中に内職して、スクリーントーンの切れ端がどっかにくっついてて

そっからオタバレするなんてことも今はないんじゃないかなぁ。

その代わり、SNSでバレるんでしょうが。

 

どうなんでしょ、やっぱりまんが家さんにとって、

電子書籍としてデビューするよりか、やはり紙として出版される方が嬉しいんでしょうかね?

ただ、それを餌に消耗品になってしまうのだけは、ちょっとアレですが。

漫画の帯にも、Twitterで○○とか強調されてたりしますからね。

あとは、絵は良いけど、物語がアレなので、原作をどっかから引っ張ってきて、書かせるとか。

これも出版業界の闇なんでしょうか・・・。