さて、無事にパイオニアでのアルバイトが決まった私。
最初の勤務地は、ジョーシン浜松1館店です。
なけなしのお金(笑)で、電車代を工面し、
浜松駅で営業担当のK氏と待ち合わせをしました。
実はこのとき、もうひと方アルバイトの方がいらっしゃったのですが、
ほとんど記憶にありません。というのも、彼は映像担当でしたので。
ちなみに、その浜松1ばん館店は、
15年以上前に閉店してしまったようです。
写真ではキッズランドとありますが、
途中スーパーキッズランド浜松店として業態転換したそうです。
が、売上の低下は避けられず、閉店となってしまった模様です。
さて、お店に着くと私はオーディオコーナーへと案内されました。
ただ、いきなり店頭に立つのではなく、バックヤードでカタログを読んでいたり、
商品にバンドを掛けるなどの裏方に終始してました。
最後の最後で一度だけ店頭に立ちましたが、
変なお客さんに声をかけてしまった(られてしまった?)らしく、
上手く受け答えができませんで、K氏に変わってもらい、
私はそそくさとバックヤードへ引っ込みました。
ちなみに、このときピュアオーディオコーナーにあったスピーカーが妙に印象に残りました。
それが、『S-LH5a』だったのです。
このカタログはかなり後になって入手したモノですが、
当時は、パイオニアがオーディオメーカーから、
AV機器総合メーカーへ進化をしようとするところでした。
私がもらった当時のAV機器総合カタログ(AVアンプ&スピーカー)では、
このスピーカーは後ろの方に掲載され、
それよりもトールボーイ型の『S-A7』がクローズアップされていました。
だから、どうしてこれが後ろの方に掲載されているのだろうと疑問に思ってまして、
そして、実物をみたら、まあまあデカいワケです。
なので、後年になっても音が良いかどうかはともかくとして、
このスピーカーを愛用しているわけです。
ただ、私が所有しているのは、『S-LH5a』のひとつ前のモデル『S-LH5』になります。
買っては手放してを2回ほどやりましたかね。
なので、これは3代目になります(何か引き継いでいるものとかありませんが)
そうして、初業務を終えた私は、K氏が運転する営業車に乗り、
豊橋まで帰ってきました。
翌日は、ヤマダ電機豊川店に来るように言われました。
ここから、ヤマダ電機豊川店との長い縁がはじまるわけです(笑)