毎週水曜日の夜は、豊橋男声合唱団『ふんけんクラブ』の練習日です。
穂の国芸術劇場「PLAT」にて練習を行っています。
武漢肺炎(新型コロナウイルス)の関係で、昨年はほとんど練習ができていませんが、
今年は精力的に練習を行っています。
秋には、2年ぶりに合唱祭が開催されることも決まりまして(今の状態だったら)、
ますます練習に身が入る・・・といいたいところですが、
暗譜が全然できませんで(;^ω^)
暗譜して練習しないと、指揮が見えないwww
ちうか、先週の練習でそのことを指摘されましたのでね、
極力楽譜を見ないで練習に臨みました。
先日の豊橋市倫理法人会25周年記念式典で、
日本国歌『君が代』を独唱したこともあって、歌うことに怖れがなくなりましたね。
今更怖れってどういうことかっていうと、歌うことは昔から好きだったんですよ。
音楽の授業でも一生懸命、大きな声を出して歌ってました。
ただ、小学校4年生の時でしたかね、
音楽の授業が終わると私だけ呼ばれて、なぜかひとりで練習させられました。
その音楽を担当していたのが、担任でもあります佐藤トシノ先生でございますが。
あたしゃ、なぜ私だけなのか?ってのがよく分からなくてね。
要は、「音が外れているから、ひとりだけ残らされた」ってことなんでしょう。
この『音が外れている』というのが一種のトラウマ(大げさ)でございましてね。
中学の頃、友人に初めてカラオケに誘ってもらって、
これまた好きな曲を一生懸命歌うわけですよ。採点モード付で。
ところがこの点数が芳しくない。
それから、点数ばかり気にして歌うようになって、ぶっちゃけおもしろくないわけですわ。
その後も何度か、似たようなメンツで行きましたが、
挙げ句の果てには「行かなきゃ良かった」と思う始末ででしてね。
高校の時に、NHK合唱コンクールにも出場したっていうても、
あたしゃ、音が外れてないか、練習の時からビクビクしてましたからね。
だから、ド本気で歌っていたかというと、そうじゃなかったんじゃないかと思います。
合唱の練習ときだって、大きな声で歌うじゃないですか。
すると、隣の方がね、間隔を広げていくんですよ。
「アレっ、音はずれてる?(=迷惑かけてるのかな)」って思って、
それ以上は歌おうとしないわけです。
その『音が外れている』ってのは、チョイチョイ指摘されまして、
それからカラオケにもよー行かなくなったのじゃないかと思います(そもそも誰も誘ってくれませんがw)。
それこそ、よっぽど仲の良い、冗談の分かるような方々としかね。
それか、ひとりカラオケとか。
だから、社会人になって「歌が上手い」と言われても、
「そんなことはない」と頑なに受け入れることはしませんでした。
なので、その『君が代』の練習もしきりに音があってるか気にしていたのです。
ただ、その時私を指導していただいた中村はるみ先生がね、
『そもそも、声を出さないと、音が外れているかどうかも分からない』と言ってくださりましてね、
ま、ぶっちゃけ「ふんけんクラブ」は設立当初、全く音がとれなかったと聞いております。
そんな仲間の中で、『音が外れて恥ずかしい』ってのは、
そもそもその考えを持っていることが恥ずかしいわけですわ。
だったら、思いっきりやってしまおう、それがあの「君が代」であります。
そして、今夜の練習も思いっきりやってやりました。
最近は、腹筋を使うこともえらく習得しまして、特に2小節ぐらい伸ばすような時は、
最後の最後の踏ん張りに思いっきり腹筋を使ってます。
するとですね、
腹筋がつるんですよ!
昨夜も練習の最後の最後でやりましてね。
いやいや、のたうちまわるほどではないですが、あっ、やっちまった!と思った次第です。
ところで、例の小学校4年生の担任とは、いろいろとございまして。
それは、またの機会にお話ししたいと思います。