島づくり | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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先日の経営者モーニングセミナー@豊橋市倫理法人会でのノート。

これが、あと2ページほどあります。

セミナーの後、愛知県倫理法人会のfacebookページへ投稿するために、

どのような講話をされたのか、ちゃんとノートにとるようにしています。

講話はただ聞くだけではなく、アウトプットすることも大事。

ノートに書き留めて、その日の午前中にはアウトプットを兼ねてfacebookへ投稿する。

変なハナシ、自分のためにもなるし、豊橋市倫理法人会の宣伝にもなるし、

一石二鳥といったところでしょうか。

 

さて、このノートの取り方ですが、実はベースがあります。

遡ること30年前です。

 

 

小学校5年生のとき、当時の担任だった金子徹先生が教えてくれた

「島づくり」という手法です。

上の写真は、当時発行された学級通信(のコピー)です。

 

先生が担任になって、初めてのTV学習。

授業中に、NHKの教育番組(15分)をみるものなんですけど、

それまでは、ただテレビを見るだけだったのが、

先生はテレビの内容を整理して、写真のように黒板に書き出していったんですね。

私はそれが衝撃で、えーっ!、えーっ!!と思いながら、

その板書をノートに書き写していました。

番組が終了すると、その内容についてみんなで振り返りをします。

そこで「1、わかったこと」、「2、調べたいこと」、「3、感想」をまとめます。

ちなみにこのノートは授業が終わった後、

提出しなければなりませんので、みんな必死です(笑)

ただ、学んだことをすぐにアウトプットすることで、印象に残すことが出来ます。

だからこそ、こーやって今でも思い出せるわけですな。

 

 

それは別にテレビ学習だけでなく、一般の授業でも行われます。

写真は、国語「注文の多い料理店」を取り扱ったものです。

「ひとり読み」した内容を、「島づくり」によってまとめたものです。

 

「ひとり読み」というのは、本文の中からキーワードを取り上げ、

そこから、その登場人物はその時何を思ったか自分なりに深掘りすることです。

これも、実は予習が大事で、授業ではその深掘りした内容を発表し合います。

当然、様々な意見が出ます。賛同する意見、付け足す意見、反対する意見。

それらをまとめたのが、この板書。

 

 

私も、教育実習生の時に試みましたけどね、無理でした。

ってかね、小学生が、中学生以上の授業やってたんですよ、たぶん。

 

 

ちなみに、「島づくり」がこなれてくると、

児童が先生を手本に自分なりの「島づくり」をしていきます。

そんな「島づくり」は、学級通信に掲載されまして、

私もこうやって掲載されました。これが嬉しくてね。

もっと良い「島づくり」をしようとがんばるんですわ。

 

ただ、私の場合は「キーワード」をつなげると言うより、

「センテンス」をつなげていってますので、

もう少し無駄な文章を省いて洗練したものにしなければなりませんな。

この点は、当時から変わってないかも。

 

結局、これらがベースとなって、今のノートがあります。

思えらく残念なのは、この当時のノートを廃棄してしまったということです。

しかし、当時の学級通信は可能な限り残してますから、

これを時々見返しながら、洗練していきたいと思います。