さて、本日ご紹介するのはこちらのASUS製ノートパソコン『Zenbook』。
『急にパソコンが起動しなくなった』とご相談をいただきました。
さっそく、お伺いして症状を確認。
BIOSすらポストしない状態で、こりゃいっちょ完全放電してやってみようかということで、
まずは、分解しなければなりません。
ひっくら返して、ドライバーをあてようとしたところ・・・。
あかん、トルクスや(´;ω;`)
プラスでも、マイナスでもない、アメリカで開発されてはねじ頭の規格です。
なので、色々用意してお伺いしたにもかかわらず、
お客様先で何もすることができず、お預かりすることにしました。
さっそく開けてみまして、まずはバッテリーのコネクタを外します。
それから、リチウム電池を外して、しばらく放置。
放電できたかなと思えるタイミングで、電源をもっかい入れてみたものの・・・。
返事がない、ただのしかばねのようだ・・・。
電源は入るんですけどね。
事情をお客様にお話しして、結局パソコンを買い替えることに。
ただ、パソコンに保存されていたデータは何とか移し替えて欲しいとのことでした。
というわけで、装着されているSSDを外して、アダプタを噛ませてUSB接続しようとしたところ・・・。
えっ、独自規格!?
どうも、ASUSのZenbookにしか使われていない、『18pin SSD』というものらしい。
なので、ちまたで売られている一般的なM.2のアダプタが一切使えない。
また、M.SATAとも違う。
こりゃ参った・・・。
ということで、いろいろ調べてみたら、Amazonでそれを一般的なSATAに変えてくれるアダプタを購入。
ちなみに、下がM.2仕様のSSDです。こうしてみると、ひとまわり大きいですね。
ちうか、ホンマ独自規格は止めて欲しい。
今回はアダプタが安価で売っていたから良かったものの、
売ってなかったり、メッチャ高かったらどうしようと思いました。
最悪、同型を中古かジャンクで探して・・・。
ま、何とかデータも新しいパソコンに移し替えることができました。
インターネットブラウザにくっついている電子証明とかまでは抜き出すことはできませんでしたが、
データを引っ張り出せただけでも大変喜んでいただきました。
しかし、これどうしましょうかねぇ(;^ω^)