昔の通信販売(同人)。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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豊川市にある浄土宗・ 治寶山浄泉寺さん。

萌えご朱印で有名です。

 

私も一昨年末に初めてお詣り&ご朱印をいただきましたが、

昨年は、武漢ウィルス(コロナ)の関係もあって、お詣りすることが出来ませんでした。

 

ご朱印は、基本のデザインと、季節ごとに変わるデザインがありまして、

結構、集め甲斐がありますw

かといって、なかなかお伺いすることが出来ない。

また、浄泉寺さんも武漢ウィルス感染拡大防止のため、“郵送対応”に応じています。

 

 

その方法は、必要事項を記入したメモ(もしくは申込用紙)と、

頒布価格の合計金額+送料分の“定額小為替”(現金書留も可)を

同封して浄泉寺さんに送付するというもの。

 

ここで、普段聞き慣れない言葉がでてきました。

“定額小為替(ていがくこがわせ)”

為替といえば、ドル円等の為替相場を思い浮かべると思いますが、

それとは一切関係ありません。

言ってしまえば、『郵便局が発行する小切手のようなもの』でしょうか。

もっとも、小切手と違って、当座預金口座も必要ありません。

郵便局にお願いすれば、現金と手数料で簡単に発行してもらう事ができます。

簿記上では、現金と同じ扱いです。

普通郵便では現金を送る事ができません(書留にしなければならない)ので、

少し昔の同人誌などの通信販売では、最もポピュラーな方法でした。

 

※『母と同人サークル始めました』by こもてん より。

 

今の若い子は、“為替”という言葉すら知らないんでしょうなぁ。

どれ位、昔なんだろうか。

実は、私は為替を使った同人誌の通信販売をやったことはありませんが、

その方法は、熟知していました。

 

なぜかというと・・・

 

※『欲情有害コミックの作り方』by 有害コミック準備会

 

中学生の頃に購入した、この書籍にこと細かく書いてありました。

この本が発行されたのは、1995年の時です。

まだ、インターネットもネットバンキングもない時代ですからね。

ちなみに現金書留は、受け取りにはハンコが必要であることから、

避けるべき方法として紹介されていました。

 

 

なので、こうして小為替を発行して、封筒に入れて送付する行為は

何かノスタルジックなモノを感じます。

 

 

 

そうそう、『有害コミックの作り方』という本ですが、

中味は18禁同人作家の懺悔的な内容になってます。

それをする事によって、楽しかったし、良い思い(主にお金)もしたけれど、

今では、もっと楽しいことを見つけることができた。

『漫画家ごっこ、編集者ごっこ』と結論付けたのは、なかなか痛快。

あれから、25年経過した今でも、通用する内容ではないかと思います。

逆にこれを読んで腹を立てるようであれば、それは図星なんでしょうなぁ・・・。