目の付け所がシャープでしょ。
というわけでこちら。
まだ“東芝だった”頃のdynabookです。
かつては世界シェアNo.1を誇っていた“dynabook”も、
東芝が起こした一連の不祥事が関係して、手放さざるを得なくなりました。
そのパソコン部門を買ったのが、“シャープ”なんですね。
シャープはシャープで、“メビウス”というブランドでパソコンを展開していましたが、
10年ほど前に発売されたモデルを最後に、開発は止まっていました。
シャープもシャープで、大型液晶工場への過大な投資にって招いた経営不振が続き、
現在は台湾の鴻海精密工業の傘下。
新たな収益源のひとつとして、そのブランド力も含めて目を付けたみたいですね。
さて、こちらのノートパソコン。
『ジャパネットたかた』で購入されたそうですが、やっぱりあまりにも遅いので、
なんとかならないかと相談を受けました。
CPUは『Cekeron』という最もローエンドのモデルですが、
いつものようにSSDへ換装することによって、
だいぶ改善されるだろうということでお預かりました。
いつものようにクローンを作成してから、裏ぶたを開けます。
『東芝クライアントソリューション』の文字が見えますね。
というか、このネジの多さ、何とかならんですかね?
「ネジが多い=頑丈」というワケでもなかろうに・・・。
こちらがフタを外したところ。
さすがにCPUを交換することはできないみたいです。
HDD。先日紹介した富士通とは違って、マウンターで固定されてます。
ちゃっちゃっと交換しましょう。
このdynabookも、富士通ほどではありませんが、
オリジナルソフトがたくさん仕込まれてます。
これらも動きを停止したりして、作業は完了です。
そういえば、これらのソフトの発行元も今は変わったのかな?