先日、私のお客様から懐かしいモノをいただきまして。
この真ん中にあるAV機器。
そう、『レーザーディスクプレイヤー』です。
1981年、絵が出るレコードとしてパイオニアが発売した光ディスクプレイヤーです。
当時のパイオニアは、「音と光の未来を開く」というコーポレートスローガンを掲げていました。
オーディオメーカーから出発したパイオニアが、光ディスク技術をひっさげて、
総合AV機器メーカーへ脱皮しようとした意気込みが感じられますね。
私も地味にソフトは持ってまして、動作テストには十分ですね。
写真は、1999年に発売されたOVA(オリジナルビデオアニメーション)『菜々子解体診書』です。
奇しくも(?)、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社)から発売されたアニメです。
DVD-BOXでも持っていましたが、LDの魅力というのはやはりジャケットでしょう。
こういうオマケ(解説書)が充実してます。
レコードと一緒ですよ。聞かないけど、ジャケットがカッコイイので、インテリアとして飾っておくみたいな。
サイズも直径30cmとレコードと一緒です。
でも、やや重たいですねー。
プレーヤーがちょっと年季が入ってるんで、しっかり閉まってくれるか心配になりますが。
無事に再生ができました。
日頃、デジタル放送(HD)になれているせいか、アナログ独特の荒さ、色のにじみが逆に新鮮です(笑)
ちなみにこちらの機種(DVL-919:LD最終モデルのひとつ)、
DVDも再生できるコンパチプルモデルです。
そういう意味では貴重なモデルかもしれません。
DVDレコーダーが発売されたとき、
VHSだけでなく、LDもDVD化しよう!なんて言ってたような気がします。