『パソコンが起動しなくなって、
データだけでも取り出してもらえないか?』
とのご相談。
パソコンの電源を入れると、Windowsマークが表示され、途中でフリーズ。
そのまま先に進まない模様。
お客さまは、会社に出入りしているOA機器の業者さんにも相談したそうですが、
さじを投げられてしまったそうです。
そこで、インターネットを検索して、たまたま身近にあったということで、
私のところへ相談にいらっしゃいました。
お客さまの希望は『データの取り出し』なのですが、
まずは『元に戻す』ことに取り組みました。
そこで、やってみたのが
パソコンをDVD/CDドライブから、Windowsインストールディスクを利用して
Windows回復ツールを起動。
コマンドプロンプトから、『CHKDSK』という自己診断・修復プログラムを実行します。
『CHKDSK』はディスクボリュームのファイルシステム整合性をチェックし、
論理ファイルシステムエラーを修復する機能を持つ。 ※Wikipediaより
ま、困ったときはやってみー、みたいなアレです。
すると、1枚目の写真みたいな感じになりました。
結構、エラーがありましてね、少々時間がかかりましたが、無事に完了しました。
結果を見ると、不良セクターが若干検出されたみたいです。
その上で、パソコンを再起動すると、無事にWindowsが起動しました!!
ただ、不良セクターが若干あるので、
お客さまには、その旨を伝え、Windowsが正常に動くうちに
データを取り出して下さいとお願いしました。
この『CHKDSK』コマンド、色々な場面でかなり助けてもらってます。
パソコンが起動しなくなった、どうしよう!と困ったときは、一度試してみて下さい。