今日のお昼は、豊橋市牛川町にあります『中華そば 政次郎』の油そばをいただきました。
もともと、つつじが丘にあったのですが、昨年1月に今のところへ移転してきました。
移転して、もう2年近く経つのか・・・、時が流れるのは早い。
さて、夕方は唯一、家庭教師として勉強を教えている生徒のところへ。
もう中学3年生になります。受験ですよ、受験。
ちなみに、ゆーもあねっととしての家庭教師事業はこの生徒で終了です。
創業してから、パソコンサポートとは別に事業として続けてきましたが、
色々と思うことがありましてね。終了することにしました。
さて、この日は定期テストを終え、その見直しを中心に授業を行いました。
この時期になってくると、授業計画の無理がたたり、
テスト範囲がアホみたいに広くなりがち何ですよねぇ。
問題集にして、40ページ近くがテスト範囲だなんて、どうなってるんだ?
と文句をいいたいところですが。
ですから、授業もどうしても薄っぺらいものになります。
本来確り教えなければならないことも、テスト(受験)偏重になりがちで、
それに関係ないのは、さらっと流したり。
特に社会科って、暗記科目と切り捨てがちなんですよね。
でも、私としてはその奥の意味を知って欲しい。
歴史にしても、地理にしても、せめて一般常識として身につけて欲しいと思います。
大人になって、○○県が何処にあるか分からないとか、
日本とアメリカが戦争した事すら知らないとか、勘弁して下さい。
もちろん、『公民』も忘れないで欲しい。
『ルール』は何のためにあるのか?から始まって、
日本国憲法、三権分立、選挙、国会、裁判所・・・。
社会に出ても、社会人として知らなければならない一般常識だらけですよ。
そして、知らなければ損をすることだっていーっぱいあります。
今回は、テスト範囲外になってましたが、消費者保護の話も公民にはでてきます。
そのひとつが『クーリング・オフ制度』。
一定期間の間なら、消費者が無条件で契約を破棄できる制度です。
もちろん、使える取引法や期間に制限はありますが、
知っているのと知らないのとではエライ違いです。
かくいう私も、クーリング・オフを一回やってますからね。
まだ大学に入りたてのころ、デジカメをプレゼントするというDMにホイホイ吊られて、
日本国内のホテル・旅館が安くなるクラブへ入るのと同時に、
わけの分からない宝石を売りつけられました。確か、50万円ぐらいのローンを組まされた気がします。
契約書を書いてしまった後、やっぱりキャンセルしたいと申し出たら、
「契約は遊びではない。」と脅され、泣き寝入りする寸前でした。
でも、学校で習った『クーリング・オフ制度』を覚えていたので、
すぐに近くの消費生活センターへ駆け込み、
その指示に従って、内容証明郵便を作成し、無事に解約することができました。
消費生活センターのスタッフもおっしゃってましたが、
大抵、ローンが払えなくなって、どうにもならなくなって相談にいらっしゃる方が大半だと。
でも、そうなってしまうと、ぶっちゃけどうしようもないんですよね。
だから、私の様にすぐに相談に来てくれれば、いくらでも救いようはある。
これって、本当に知っているか、知らないかの差だと思うんですよ。
「学校の勉強なんか役に立たない」なんて言う方もいらっしゃるじゃないですか。
いやいや、一般的な常識として学校の勉強は必要でしょ?
知っているということは、自分を守るため、もしくは自分を利する事になります。
また、議論をする材料にもなります。