ナショナルカンファレンスもあっという間に終わって、京都三日目。
本日は、今回のナショナルカンファレンスのホストであるBNI京都セントラルリージョンが
用意して下った、オプショナルツアーに参加しました。
そのひとつがこちら。
クロスチャプターミーティング。
せっかく全国から意識の高いメンバーが集まるのだから、
そんな連中集めてミーティングやろうぜ!という発想から生まれました。
ネットワーク学習コーナーやメインプレゼンテーションは、
京都セントラルリージョンのDNAチームが務めてくださいました。
もちろん、いつものミーティングのように
私たちもウィークリープレゼンテーションをさせていただき、
約70名のメンバーの皆様に、私のビジネスをアピールすることができました。
ちなみに、ミーティングにはスーツ姿で参加しましたが、
冒頭、プレジデント役の方にいじられまして・・・・。
デスヨネーと心の中で思いました。
ミーティングが終わった後は、そのまま北大路へ。
『錦織』の体験をするべく、龍村光峯(こうほう)を訪ねました。
吹き抜けが心地よい古民家が工房になってます。
ただ、この建物も仮に損傷してしまったら、もう直すことができないそうです。
技術や材料がないのはもちろんのこと、
現代の法律(消防法、建築基準法など)にマッチしないのがその理由だそうです。
そんなことをいったら、京都の古い建築物なんか皆引っかかるじゃん!と思います。
その辺は、特別区かなんか作って、古い建築物を保護できるようにしたらいいのにと思います。
そんな工房の地下に、それはありました。
『高機(たかはた)』です。私たちが想像していたよりも遙かに大きい織機です。
これを私たちが・・・
というのは無茶な話なので、
こっちの、よく見たことのある織機で体験させていただきました。
光峯さんの息子(後継者)である、周さんに一通り織り方を教わって、
トントンやりますが、ほんと手つきがおぼつかなくて:(;゙゚'ω゚'):
やはり、先生とは違いますね(当然)。
私たちが追ったのは、平織りという一番左の織り方です。
ほかにも朱子織(左)、綾織(真ん中)があって、それに応じて織機の仕込みも変わってきます。
ですから、写真のような複雑な模様を織るときは、高機の出番になるのですが、
「これをどうやって織るのですか?」と周さんにお伺いしたところ、
『設計図がありますので、その通り織っていきます』
ちなみにその設計図、織機の傍らに貼ってありますが、
この模様を支えているのが・・・
こちらのパンチカード。
昔のパソコンを思い起こさせるような・・・。
これを織機に読み込ませて、縦糸を操作して柄を作っていきます。
ある意味、錦織の命でもありましょう。
棚には、そんなパンチカードがたくさん保管してありました。
デジタルの時代になっても、結局はアナログが一番というわけですね。
パンチカードにボール紙を貼って修正した箇所がたくさんみられます。
こっちの方が修正しやすいみたいですね。
まさか、日本の伝統技能の場で、
コンピューターの歴史を感じるとは思いも寄りませんでした。
ちなみに、このパンチカードがなかった時代は、
ヒトの手で糸を操作したそうです。
この工房の建物もそうですけど、昔のヒトって本当にスゴかったんですねぇ・・・。
さて、龍村光峯を立って、次にやってきたのは金閣寺。
小学校6年生の修学旅行以来ですね。
平成5年の話なので、もう26年前ですか。
感想を読んでみると、何というか小学生らしい(笑)
んで、今回の感想はというと『なんか、残念』。
うーん、来る価値があったかなぁと。