今はもう入れなくなってしまった名古屋城。
これは、2004年6月9日に撮影したモノです。
当時大学4年生だった私は、教育実習生として豊橋市立石巻中学校に派遣されていました。
ちょうどそのタイミングで、遠足がありましたので、私も一緒について行った時の写真です。
私は、2年生(2-1)のクラスに配属されました。
当初は、なかなか生徒達と溶け込めなかったのですが、
給食の時に、残った牛乳を取り合ってジャンケンしたところを
「おれもやる!」と参加した事によって、一気に壁がなくなりましたかね。
あれから14年経ちますが、考えてみたら、連中も、もう30ですよ。
時の経つのは早いモノです。
いずれ、私のお客様になるかな(笑)
さて、内容とタイトルが全然違うとお思いでしょうが、
先日も少し触れましたが、今週は市内の中学校の大部分で定期テストがありました。
私も教育者の端くれとして、生徒の指導に当たりましたが、ふと疑問に思ったことがあったのです。
3年生、社会のテスト範囲(歴史)。
今頃になって『近代ヨーロッパと日本開国』をやっているのです。
受験まであと10ヶ月だっけか?
まだまだ公民の教科書も入ってないのに、そんな悠長な事で大丈夫か?と思いたくなります。
というか、学校も焦ってるんですかね、
そんな大事なところ(個人的にですが)をさらーっと流すかのように範囲を広げていました。
具体的には、啓蒙思想から清教徒革命、名誉革命、フランス革命、アメリカ独立、
産業革命、欧米列強の世界進出、日本開国、明治維新、富国強兵、日清戦争、日露戦争、
第一次世界大戦・・・までは行き過ぎか、ままこれだけの範囲をやらせるワケですわ。
ワークの量も他の教科に比べて格段に多かったです。
ちなみに、私が教育実習生だった頃は『近代ヨーロッパと日本開国』を私がいた1ヶ月間じっくりやりましたよ。
でね、やったのは2年生ですよ。それも、6月。
たまたま、当時の中学校の進度が速かったのか分かりませんけど、いくら何でも遅すぎじゃないですか。
これで、歴史の何が教えられると言うんだ?と憤りを感じますわ。
そりゃね、覚えるだけの教科になっちゃいますよ。
ぶっちゃけ、幕末とか、明治維新とか、歴史の中でも特に興味そそられるところじゃないですか。
それをね、さらーっと水に流すような指導をして、どうして意欲的に勉強に取り組めようか。
本当にね、「そりゃないぜ。」って言ってやりたくなります。
ちなみに、当時私が作った授業プリントをさらします(笑)
ただ、答えるだけではなく、歴史の流れを感じ取って欲しいと思って、
私を指導していただいた藤井祥吾先生の協力の下、作成しました。
原本が欲しい方は、別途ご相談下さい。