医療現場はまだ、アナログ!? | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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4月にグランドオープンを迎える、医療法人誠流会の歯科医院、ウエルネスやわたに来ています。

 

 

待合室のテレビモニター、

 

 

お子さんに、歯磨きの仕方を教えるファミリールームのモニターも

私が設置させていただきました。

 

さて、本日お伺いしたのは、治療に使う口腔内カメラのモニターを設置するお仕事です。

 

 

これがそのカメラ。

先っぽに、カメラが付いているので、これを口の中に入れて、

歯の状態をモニター越しに確認できるというわけです。

 

ただ、このカメラをモニターに接続するにあたり、ひとつ問題がありました。

というのも、このカメラ、映像出力がアナログなのです。

しかも、コンポジット!

いわゆる、VHSビデオでおなじみの黄色い端子。


いやね、世の中、デジタル放送とか、ハイビジョンとか、HDMI、4K、8Kと言われて、
ドライブレコーダーでさえ、フルハイビジョンで録画が出来る世の中なのに、コンポジット!
はじめ、カメラの仕様を伺った時に耳を疑いました。

コンポジットって、どんだけがんばっても、標準画質映像(720×480画素)しかでません。
つまり、普段テレビで見ている画質に比べると、悪いんですよ。
どうして、そんな仕様なのか、ホームシアター専門店出身の私にとっては理解に苦しみます。

そういえば、ホームシアター専門店にいたころ、お伺いした産婦人科で使っていた、
エコー装置もコンポジットでした。
医療現場では、コンポジットが当たり前なんですかね?

そりゃ、デジタルと違って、映像信号が曖昧でもとりあえず映像は出力してくれますから、
そういう事情もあるかもしれません。

ただ、悩みました。

というのは、コンポジット映像入力を装備した映像モニターってのはあまりないんですよ。
それこそ、プロフェッショナル映像モニターか、監視カメラに使うモニターぐらいしか。
モニターでなければ、普通のテレビか。

ただ、いずれにせよ費用がかさむというのと、形が野暮ったくなるのは否めません。

というわけで、探しました。



コンポジットをVGAにアップスケーリングするアダプタ。
逆は結構有るんですよ。HDMIからコンポジットにするって。
でも、逆は数が少なかったですね。

 

 

これを用いることで、割安なパソコン用液晶モニターに、コンポジットからの映像を表示することが出来ます。

 

 

は、いいんですけどね・・・・。

アップスケーリングしているぶん、ちょっと粗いか(;^ω^)

 

 

 

にしても、ウエルネスやわたに設置してある、

歯科医用のレントゲンは最新のデジタル仕様でした。

 

うーん、どっちかにして欲しいなぁ・・・。

 

ま、働いているお医者さんの腕が良いことには変わりないんですがね。