昨年の春、アセンティブのセミナーを受けて、
私のビジネスのビジョンとして
『貴方の少し前にいます』を掲げ、屋号の枕詞に置きました。
ただ、ちょっと分かりにくいということで、
一般的に表にだす看板的なモノには、ちょっと変えてみました。
『パソコン修理のゆーもあねっと』
先日受講した、BNIの『リファーラルスキルトレーニング』で、
(名刺やパンフレットを)ぱっとみて、何をやっているのか分かりやすい方がいいと
アドバイスを受けましたので、ならばビジョンを枕詞に置くよりも、
「パソコン修理」とする方が、記憶に残るかなと思ったわけです。
もちろん、ビジョンを取り下げたわけではありませんが、
現状、「ゆーもあねっと」の知名度はこの地域の競合他社と比べてあまりにも低いので、
知名度を広げるために、
『パソコン修理』=『ゆーもあねっと』
と連想できるように持っていきたいと考えてます。
また、これに伴いパンフレットや名刺も新しく追加しようと思います。
今までのパンフレットも使いますが、
あちらはゆーもあねっとのビジョンやミッションを明記したイメージ的なモノを提供し、
もうひとつは、具体的にパソコン修理について紹介したモノにしたいと思います。
もちろん、ゆーもあねっとでは、パソコンの修理だけではなく、パソコンの販売、サポートも行いますが、
結局、あれもできます、これもできますでは、お客様が分かりにくい訳です。
これまでも、“パソコンサポート”とか、“パソコンの便利屋さん”とか称していましたが、
「じゃあ、おめぇさんはなにができるんだ?」ってなことになってしまうわけです。
ならば、いっそのこと、これは(競合他社に)負けない!というものを掲げていかなければ、
競合他社に埋もれてしまいます。また、精神衛生上もよろしくない。
先日も、この件について豊川で屋根の鈑金をされている『日豊製作所』の原田忠則さんと話してました。
日豊製作所は、今では『やねのにっぽう』と屋根の修理に特化して、マーケティングを展開してます。
もちろん、屋根の修理だけじゃなく、外壁や雨どいのリフォームもやるのですが、
あえて、屋根に特化する戦略を展開しています。
結局、その方がお客様に訴求しやすいし、分かりやすい。
おまけに、屋根に特化しているので、外壁や雨どいの仕事が競合他社に取られたとしても、
これといって、「取られた!」というような気持ちにならないわけです。
私はその話をきいて、なるほど!と思いました。
特に何が得意でもなく、「何でも」とか「誰でも」なんてやってると、
あれも取られた!これも取られた!と、心が安まらないわけですよ。
ならば、いっそのこと、ここは負けない!というものを開発して、
それを大々的に宣伝することこそが、競合他社に負けない戦略だったりします。
BNIのビジネスミーティングにおけるプレゼンテーションでも、
それができてるメンバーはやっぱり、リファーラルをたくさんもらってます。
だって、ターゲットが明確なので提供しやすいから。
もういい加減ね、「何でも」とか「誰でも」というのは止めにしましょうや。