ちーさい、SSD。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

常に全力でバカをやり社会にとって唯一無二の存在になる。

先日、ノートパソコンでSSDからHDDの換装について、お話ししましたが、

今回も同じような事例です。

 

ただし、事情が少し違います。

 

 

扱うのはこの東芝のdynabookですが、ノートパソコンの中でも高性能と薄さを両立した『KARA』というシリーズです。

なので、搭載されているSSDは、一般的な2.5inchのモノはありません。

 

 

換装のご依頼をいただく前に、色々と調べたところ、mSATAという規格のSSDが搭載されている事が分かりました。

そこで、同じ規格で容量の大きいSSDをご用意させていただきました。

 

さて、次に問題になってくるのはどうやってデータを移管するのか。

いつもなら、サクッとクローンを作るのですが、mSATAだといつもの装置が使えません。

 

そこで

 

 

mSATA規格のドライブを、USB接続できるキットを使いまして

 

 

クローンを作ることができるソフトを使って、クローンを行います。

こうすれば、SSDを換装しても、全てがそのままでパソコンを使うことができます。

 

 

クローンが完了しましたら、換装に入ります。

裏蓋を開けて・・・。

 

 

これがもともとのSSD。128GBですね。

これをその倍の、256GBSSDに換装するわけです。

 

ちなみに全然関係ないんですが、東芝製なんですね。

今、東芝製のSSDなんて売っているんだろうか・・・。

 

あっ、ちなみに用意させていただいたSSDは、

 

 

Kingspecという中国のメーカーです。

安価で、評価もまずまずだったのでチョイスしてみました。

頑張れ!日本メーカーといいたいところですが、

高くて、性能が悪いとなれば、手をだせません。

それでも、サポートが日本語で受けられるというメリットもあるでしょう。

しかし、これらの商品はダメなモノはそのまま返品してしまえばいいので、

サポートの必要はありません。

ってか、サポートできるんですかね?

別に、私のように自宅に来てくれるわけでもないんですから。

 

変な話、却って海外メーカーの方が対応は良いです。

例えカタコトの日本語であっても、日本メーカーよりちゃんと対応してくれます。

スピードも速い。

彼らは、日本でどのように対応したら、お客様満足につながるかちゃんと学習してます。

 

例えば、『lenovo』。

一度、HDDが故障したので、修理に出したことがありました。

月曜日にlenovoのカスタマーサービスに連絡して、その日のうちに送りました。

すると、木曜日には修理(HDDの交換)が終わって帰ってきました。

 

このスピードの速さ。とてもビックリしました。

 

これが、日本のメーカーだったら、平気で1週間、2週間かけるでしょう。

どうして、彼らにできて、日本メーカーはできないんですかね。

 

私はね、日本の家電メーカーが没落した原因はここにあると思うんです。

いつまで経っても、殿様商売をやってたら、そりゃ日本の消費者は離れていきますよ。

使えもしない超高性能の家電製品を作ったところで、

最低限の機能さえあれば良い、もしくはあれば便利だけど、そこまで欲しくない消費者にとっては、

そんな機能、どうでも良いんです。ちゃんと使えて、安ければ。

ちゃんと使えなくて、余計な機能ばっかりついて、んでもって高い。

誰が買うんですか、そんなもの。

いい加減に、消費者動向をちゃんと調べてから、商品企画をしたらどうでしょうか?

 

そう考えると、ニトリやアイリスオーヤマは賢いですよ。

機能を絞って、ちゃんと使える家電製品を販売してますから。

 

それはさておき、SSDの換装。

 

 

無事に完了しました!

OSもそのままスライドさせてます。

今まで通り使えてます!!

 

ご依頼、ありがとうございました( *・ω・)*_ _))ペコ