『X-NT9MD』×『鳥の詩』 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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この日は、私のデスク周りのオーディオ環境を整えてました。



というのも、お客様からとあるオーディオラック(ボード)をいただいたので、
設置したかったんですね。



今までは、富士通テン/ECLIPSEのTD-307をメインで使っていましたが、
パイオニアのオーディオシステム『X-NT9MD』に変更しました。

当時、パイオニアでも
ハイクラスのミニオーディオコンポーネントブランド『FILL』シリーズとして
販売されたものです。

それを、数年前に中古でまた揃えました。
しかし、スピーカーが大きいのと、ECLIPSEに浮気をしてしまったせいで、
しばらく使ってなかったんですよ。

ところが、私のお客様で専用のオーディオラックを持っていらっしゃる方が
いらっしゃって、ご厚意で譲ってもらいました。

そして、晴れて『X-NT9MD』復活というわけです。

この『X-NT9MD』も、私がパイオニアの販売員の時に、
ヤマダ電機豊川店で販売していた製品です。

パイオニアに雇われていたときの最初のミッションは、
『ミニコンポ(オーディオ機器)を販売すること』でした。
当時(2001年前後)は、プラズマティスプレイやDVDレコーダーを販売していたものの、
主力はあくまでオーディオでした。
ですから、私もオーディオコーナーに常駐し、オーディオをメインに販売してました。
エントリーモデルの『X-MDX707』、ヨーロッパデザインを取り入れた『X-J7MD』、
ダブルMDデッキを搭載した『X-MC5MD』、
DJライクが楽しめる『X-RMX9MD』などを販売してました。

その中でも『X-NT9MD』とその弟分『X-NT7MD』は、音にこだわったモデルでした。
ライバルは、ONKYOの“INTEC205シリーズ”、DENONの“Lapisia”“ef”でしたね。
というかね、オーディオコーナーに、パイオニア、ONKYO、DENONが毎週常駐し、
時にはKENWOODもやってくる、当時のヤマダ電機豊川店は異常でした。
フロア長ですら「ここ(オーディオコーナー)が、
一番ヘルパー(メーカーの販売員)が多い」とぼやくほどでしたから、
よっぽどだったんでしょう。
でも、クリスマス、年末商戦は戦場でしたね。
オーディオコーナーは。
今では考えられないぐらい。

ちなみに私の『X-NT9MD』は、アンプ部に若干の改造が加えられています。



本来は、バナナプラグ対応ではないのですが、
バナナプラグが刺さるようにスピーカーターミナルを変えています。
また、電源インレットも、3極対応にしました。
おかげでサービス電源は使えなくなってしまいましたが。

ところでね、これ驚いたことに日本製なんですよ!!
今じゃ、中国製とかマレーシア製とか当たり前なのに。
パイオニアの現在のフラグシップスピーカー(S-1EXなど)も中国製(´;ω;`)
ひょっとしたら、日本で生産された最後のオーディオコンポーネントかもしれませんね。

一応、システムとして使えるようにCDプレーヤーや
先日も登場したMDデッキも接続しています。
ただ、メインの音源はパソコンです。
パソコンから、九州のとあるエンジニア(?)の方が作ったUSB-DACを通じて
アンプに流し込んでいます。
このUSB-DACなんですが、全くクセがなく、すっきりとした音を奏でてくれるので、
とても好きです。

USBケーブルは、AIM電子製『SHIELDIO UAC』。オーディオ雑誌『HiVi』に
オマケでついていたもので、ケーブル部が15cmとメチャメチャ短いです。
が、USB-DACが小型なので、何とか接続しています(笑)



オーディケーブルはHISAGODENZAI製。
そして、スピーカーケーブルはZONOTONE。
びみょーにこだわってます。

ただ、ただ!
これだけやっても、クルマのオーディオシステムには追いつきません。
あっちは、総額50万以上ですが、こっちは10万以下ですかね(笑)

でも、クルマが小口径のスピーカーなのに対し、
こっちは16cmコーン型ウーファーを中心とした3ウェイスピーカーシステム。
音の方向性が全く異なります。

ですから、こっちはこっちでパワフルで、広がりのある音を楽しませてくれます。
ドーピングの影響もあって、なかなかいい仕上がりです。キレもあって。



当時のカタログもまだ残してあります。
久々に開いていましたが、
「ああ、こいつを片手に売りまくったなぁ」と思い返してました。
その相棒が、隣の青いCDです。

『Air』というパソコンゲームの初回限定版に付いていた音楽CDです。
ゲームの主題歌(?)や、内容をイメージした音楽が収録されてます。

あまり大きな声では言えませんが、『Air』はいわゆるアレなゲームです。
でも、一般のヒトにはあまり関係ありませんし、
店頭デモでメチャメチャ使えるので、ばしばし流してました。

まず、『鳥の詩』で全体的な音のイメージを感じてもらいます。
それから『双星』でピアノソロを聴いていただいて、
『青空』のアカペラを聴いていただいて、落とす(成約)。

このパターンが鉄板でした。
もちろん聞き比べも、これらを聴いてもらいますが、
大概『パイオニアの方が音がいい』と評価していただいてます。

『鳥の詩』にせよ、『青空』にしても、いい歌ですからね。
お客様から、それを評価される場合もあります。

でも、パソコン売り場の店員さんらにとっては『( ;゚д゚)ェ..........................』らしいですよ。
ま、当然ですね。

これからも大事に使って行きたいです。
このオーディオシステム。
昔は、大口径のスピーカー、超弩級のアンプ、プレーヤーに憧れましたが、
切りがありません。

ところで、ECLIPSEどうしようか(;^ω^)