というご依頼をいただきまして、お預かりしてきました。
OSはWindows8.1。
なるべくそのままで復帰しようと奮闘しましたが、
やむを得ず、『PCリフレッシュ』を行いました。
このPCリフレッシュは、PCのリカバリと違い、
ユーザーのデータはそのままでリカバリを行うというものです。
ただし、ソフトやアプリは削除されてしまいますので、
もう一度インストールしなkればなりません。
もちろん、Windowsアップデートもやりなおしです。
それでも、以前のデータは前と同じ場所にありますので、
リカバリーより、作業は楽です。
さて、そうしてPCリフレッシュを試みて、
「ああ、調子よくなったなー」と思っていたんですけど、
アップデート作業を進めてみると、ちょこちょこ引っかかる感じが・・・。
『これは、いよいよHDDか?』
まだWindowsが動く状態で、チェックディスクなどHDDの検査を行ったところ、
やはりHDDにエラーがあるらしいことが発覚。
というわけで、HDDの交換を試みるワケですが、
このパソコン、リカバリディスクがないんですよ。
まー、リカバリディスクが付属しないってのも、当たり前になっていますので、
別に驚くことではありません。
その場合は、パソコンのアプリケーションを使って
自分でリカバリディスクを作成すればよいのです。
なくても、もしパソコンをリカバリーする場合、
HDDのリカバリー領域から復帰させます。
しかし、あくまでもパソコンが正常に起動する状態。
HDDが正常な状態を想定していますので、
今回のようにHDDを交換しなければならないとなると、事情は変わってきます。
さらに面倒なことに、
リカバリディスクを作成するようなアプリケーションが
このパソコンにはないんですよ。
HDDのクローンも試みましたが、
HDDにエラーがあることもあって、上手くクローンできません。
というわけで、どうするか。
実は、Windowsには『システムの回復』という機能が備わっています。
システムのイメージを作成してバックアップを行う機能です。
この機能を使うことで、無事にHDDを引っ越しさせることができました。
意外とWindowsも色々な機能が備わっているモノですね。
