2時間我慢してください。 | パソコン修理の『ゆーもあねっと』®

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常に全力でバカをやり社会にとって唯一無二の存在になる。

ご存じかも知れませんが、パソコンの便利屋さんとは別に
『家庭教師』もやってます。

現在、中学1年生3名、中学2年生1名、小学5年生1名を教えていますが、
ここ最近は『夏休みの宿題』を如何に終わらせるかに絞って、
お伺いしています。

そこで、私がいつも生徒・児童にお話しているのは、

『毎日、2時間(小学生は20分)我慢してください。
 そうすれば宿題は遅くとも8月のはじめ頃には終わります。』


この時間の根拠は、彼らの課題をやる進度に沿って算出しました。
中学生ですと、夏休みの課題となる問題集、これを見開き2Pをやってもらうと、
いずれの教科もだいたい20分ぐらいで終わります。
20分×5教科で100分。多少、手こずっても120分、つまり2時間。
これを毎日やってもらうわけです。

特に中学1年生は、課題の内容もそんなに濃くはない。
英語・数学にしても、やっと三人称単数現在、文字式止まりなので、
そんなに難しくはない(はず)。

逆に、ここでしっかりやらないと後々ツケが溜まっていくことになるのですが、
それが、1日2時間我慢するだけで、身につくのであれば安いモノではないですか。

夏休みは学校がありません。
1日24時間。8時間睡眠しても、残り16時間。
部活動に勤しんだとして、長く見積もっても3時間ぐらい?
すると、残り13時間。朝、昼、夜の食事やらなんやらでさらに3時間引いても、
10時間も時間があるわけですよ。

そのうち、たった2時間だけでいい。
我慢してください。
つまり、真剣に勉強してくださいというわけです。

個人的にやることさえやってくれれば、遊んでも構わないと思っています。
ですから、2時間、各教科の課題見開き2Pやってさえしてくれれば、
後は遊んで、どうぞ。なんです。

では、やらなかったらどうなるでしょうか。

今日やらなかったら、明日は4時間。
明日もやらなかったら、明後日は6時間。
明後日もやらなかったら、3日後には8時間。

先ほどの、計算式に当てはめると、いよいよ以て自由な時間はなくなっていきます。
そして、そのツケはいよいよ払うことができない領域に入っていきます。
出校日前日、夏休み最後の日、どう考えたってできるわけないじゃないですか。

そうならないためにも、やることはきちんとやる。
これが大事というか。あたりまえのことなんですけど。










でも、どうしてですかねぇ、白紙を見せられてしまうのは。
なーんにもやってない。

こういうとき、私は生徒に聞きます。

『なんで?』

生徒:「時間がなかった」

『なんで?』

生徒:「ちょっとできなかった」

『なんで?』


生徒:「忘れていた」

『なんで?』

ちょっと意地悪かも知れませんが、私は明確な理由が知りたいのです。
適当に誤魔化しててお茶を濁そうとするのであれば、徹底的に突っ込みます。

ま、本音のところは『遊んでいてできなかった』んでしょうが、
それはそれで『なんで?』と突っ込みます。


先ほども述べましたが、
やることさえやってくれれば遊んでいても良い
んです。

「やることもやらすに遊んでいるってのは、ちょっと順番が違うんじゃないのかい?」
私が言いたいのはそこなんです。

私は何も無茶な事を言っているつもりはありません。
1日2時間だけ、2時間だけ我慢してくださいとお願いしているだけです。

そして、その2時間がいずれかけがえのないものになる。
と信じているのですが。