先日、アメリカのアマゾンで注文したパソコンの部品が届きました。
なんぼパソコンサポート業の傍ら、家庭教師をやっているとはいえ、
所詮、中学生程度の英語力ですから、注文が確定してから、実際に手元に届くまで
不安で仕方ありませんでしたが、実際に荷物が届きますと、感慨深いものがあります。
海外から直接買い物するのは、かなり勇気がいる行為に思われがちですが、
Amazon経由で発注すれば、『お金だけ取られてしまう』というリスクは
最小限にとどめることができるでしょう。
ぶっちゃけ、今年4月にドイツから、ある製品を取り寄せようとしたところ、
現地のAmazonではなく、ドイツのとある通販サイトから注文したのですが、
お金だけ取られて、お客様の地域には発送できませんと一方的に通告されてしまいました。
反論しようにも、そもそも言語がわかりませんので、結局泣き寝入り・・・( ;∀;)
良い勉強になりました。
というわけで、今回はそんなことがないように、Amazon経由で取りよせましたが、
その部品が何かというと、これからご紹介したいと思います。
こちらのノートパソコン、東芝製dynabook(ダイナブック)の『T350』というモデルです。
ACアダプタを接続しても『電源が接続されていません』と表示され、
実際にバッテリーの電池がなくなると、起動しなくなるという症状で、ご相談いただきました、
『ACアダプタを接続しても電源が入らない』原因として、考えられることは以下の2通り。
・ACアダプタが故障している
・パソコン内部で断線している
まずは、テスターを使って、アダプターに電気が通っているか確認します。
これをみると、定格通りに電源が供給されていることがわかります。
ということは、パソコン内部の問題・・・。
では、さっそく
ばらしますか!
パソコンを!!
ノートパソコンをばらすには、ちょいとしたコツがありまして・・・。
これまでも、何度かばらしてきましたが、そのお約束がこのパソコンにも通用します。
とりあえず、底面のねじを外して・・・。
表麺に隠されたねじをトレジャーします。
たいていは、キーボード周辺にあるのですが、このノートパソコンもお約束通りありましたw
ねじを外すと、キーボードが外れます。
キーボードを外して、今度はパネルを外します。
ようやく、電源部分を確認することができました。
てっきり、電源入力部分はマザーボードに半田付けされていると思いましたが、
取り外し可能なパーツになっていました。
電源不良の原因はこれか。
幸い、このパーツにラベルが貼られていたので、さっそく調べてみました。
すると、どうやらこの部品はドイツ製であったことがわかりました。
『へーぇ』ぐらいしか感想はありませんが、幸いAmazonでも取り扱いがあるようで、
さっそく注文したわけでございます。
それが、最初にご紹介した荷物。
それでは、さっそく荷を開けてみましょう。
ふむ。
こんな梱包でくるとは思わなんだ(笑)
ちょっと昔なら、ただのフイルムケースじゃないか(;^ω^)
ってか、こんなケースに良く入ったなぁΣ(゚Д゚)スゲェ!!
と、関心なんかせんと、
さっさと組み込んでしまいましょう。
交換するのに、ひょっとしたらマザーボードを外さなければならないかも・・・
と思っていましたが、何とか交換することができました。
交換が無事終了したら、すぐさま組み直して動作確認。
通電と、バッテリーへの充電も無事に確認できました。
また、アダプターを接続した状態で、接続部をこねくり回しましたけど、
通電が切断されることはありませんでしたので、やはりこのパーツが原因だったようですね。
お客様は、これとは別にもう少し高性能なノートパソコンをお持ちでしたが、
この機種は、液晶画面も大きく、何よりもテンキーがついているので非常に使いやすいとのことです。
そのため、こちらを使い続けたかったのですが電源の問題もあり、使用を躊躇されていました。
使用中、少しでも電源部分に触るとあっという間にパソコンが落ちてしまいますから。
しかし、これでばっちりでございます!
スペック的にも申し分ないので、Windows7のサポートが切れる2020年まで
お使いいただけると思います!
これからも大事にお使いくださいね!!