札幌市の場合は「予算が足りない」というのが主な理由だそうですが、
その他にも「WindowsXP」を使う(使わなければならない)理由は存在するわけで・・・。
本日、ご紹介するご依頼もそのひとつでございます。
ことの起こりは、このパソコン。
『WindowsXP』がインストールされているのですが、
それが起動しなくなってしまったとのこと。
となれば、新しいOSに切り替える意味でも、
買い替えをとお話ししたのですが、それができない理由がございました。
『使用しているソフトがWindows7/8に対応していない』
それが『Windows7/8』に対応していないらしいのですね。
だったら、対応させるようにバージョンアップをと思うのですが、
その価格が20~30万円もするんだそうで、
とてもそんな予算はだせない。というわけです。
それに、バージョンアップさせることで、使い勝手が変わることはおろか、
ひょっとしたら、今まで使えていた機能が使えなくなったりする怖れもあります。
であるならば、インターネットに接続せずに、
その仕事のためだけに、このパソコンを使い続けるのがよいというわけです。
それでは、さっそくこのパソコンが起動しなくなった理由を調べてみましたら、
どうやら接続されている内蔵HDDがエラーを起こしているようです。
お客様はその兆候を察知していらっしゃったようで、事前にデータのバックアップを取っておられました。
ですから、「そのHDDを新しいものに交換して、再セットアップを行う」作業をさせていただきました。
以前、HDDを取り付けたパソコンと違って、
スリムタワー型のパソコンなので中身がいっぱい詰まってますw
にしても、DELL製のパソコン筐体は良くできてまして、
箱を空けるのにも、HDDを交換するのにもドライバーは必要ありません。
HDDも、こんな専用トレイに括りつけられているので、
つまみをちょいちょいっとやってあげればカンタンに外すことができます。
右側が古いHDD。
電源を入れると、「ビーッ!ビーッ!!」って音がしてましたので、
これは『逝ってしまったな』と判断。
左が新しく用意しました東芝製のHDD。
さっそく組み込んでいきます。
BIOS画面で、正常に動作していることを確認。
さっそく、インストール作業に入っていきます。
ああ、懐かしい・・・。
そんなノスタルジーに浸りながらセットアップ。
起動してみたら、『WindowsXP ServicePack2』でしたので、
すぐさまアップデートをかけます。
まだ、ギリギリサポート期間ですから、
なんとかマイクロソフトのホームページからダウンロードできました。
さらに個別のデバイスをインストールして、
ちゃんとパソコンとして使えるようにしていきます。
にしても、この頃のDELLパソコンは不親切ですね。
リカバリディスクを使ってインストールしても、
その後個別にデバイスをインストイールしなければならないって、
普通のヒトじゃ分からないですよ(;^ω^)