ファーストミートと新郎の衣装ついてのコダワリ | オリジナルウエディングを作るフリーランスプランナー 柳田佳寿美

オリジナルウエディングを作るフリーランスプランナー 柳田佳寿美

こんにちは!柳田 佳寿美(かすみ)です。
フリーランスで、ウェデイングとイベントのプランニング・プロデュースのお仕事の様子と、プライベートで感性を揺さぶられた事を綴っています。
おふたりのウエディングのヒントになれば嬉しいです♪

新郎はよく、何かにつけてこう言います。「新婦の好きなように進めたら良いよ。」でも、私はその言葉を信じていない。 本当にそう思っている? そう聞きたい事が多くあります。もし、本心でそう思っているのであれば、ちょっと踏みとどまって「結婚」を考え直してみようか?と言いたくなってしまいます。 

 

結婚するって、家庭を持つ事って、お互いの主体性をリスペクトし合う事。 そうだと思うんです。

その意見のすり合わせは、簡単ではない事。 だけど、絶対に必要な事。自分に考えがなかったら、相手を支える事なんてできないよ。 相手の意見と合わない事に逃げていたり、真っ正面から否定していたら、相手にとって自分の魅力も半減してしまう。 だから簡単に「新婦の好きなように進めたら良いよ。」なんて言わないで欲しいな。

 

私にとって、結婚式の時のファーストミート(和製英語です。英語では、ファースト ルックね) には、新生活を迎える前に「お互いの主体性を想い、リスペクトし、自分らしさと融合させる。」事ができる、大切な儀式の1つだと思っています。

 

お互いが、どんな衣装を身につけるだろうか・・・と想像し、相手の隣に立つ自分の姿をイメージ、お互いの感性のバランスを図る。 想い合い、リスペクトし合い、自分らしさを追求する。 だからこそ、当日、お互いの姿を初めて見た時の感動があるのです。

 

昨日は、新郎と2人で衣装店巡りをしてきました。 カジュアルなスタイルの衣装店、新婦が選んだドレスを扱う衣装店。そして、オーダースーツ店。予算5万円アップでオーダーで作れるなら、今後の生活の為にもオーダーをお勧めしています。これから何度も訪れる大切な日に「初心」に戻れるスーツ。 それだけで、プライスレスだと思います。

 

素材、色シルエットや、ポケットなどのデザインの1つ1つを、拘りながら選んでいく。



自分の為だけではなく、隣に立つ新婦を思いながら、会場のデザインや季節で変わる自然の色みとのバランスを見ながら。 そのうちに、新郎にとっても結婚式を作り上げる要素の1つ1つが自分ごとになってくる。 そのプロセスが大好きだったりします。