クラシック音楽とお散歩写真のブログ -10ページ目

クラシック音楽とお散歩写真のブログ

座右の銘は漁夫の利、他力本願、棚から牡丹餅!!
趣味のクラシック音楽をプログラミングする事に没頭、あとは散歩中に写真を撮りまくること。

中学受験応援しています。

【打込音源】ラフマニノフ/ヴォカリーズ 嬰ハ短調,Op.34-14
セルゲイ・ラフマニノフの『ヴォカリーズ』(ロシア語: Вокализ、フランス語: Vocalise)作品34-14は、1915年に作曲・出版されたピアノ伴奏付きの歌曲。 歌詞のないヴォカリーズで歌われる旋律と、淡々と和音と対旋律とを奏でていくピアノの伴奏が印象的である。
 
以前作成したビデオとRe-Mixでラフマニノフのヴォカリーズです。どうもロボット音声に聞こえてしまうのをいじくりこねてできるだけ自然に聞こえるようにしてみたんですが、これが限界(^▽^;)
 
Programming Music
Rachmaninoff / Vocalise in C# minor,Op.34 No.14
★Soprano & Orchestra
Programming : Hummel Note in 2022
Software:Music Pro for Windows Plus
Video Create : Hummel Note in 2025
Daw Application:Singer Song writer V.10
Sound: GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5

 

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映画好きの話
大学生になるので東京に出て一人暮らしを始めたころ、毎日のようにレンタルビデオショップに寄っては映画のVHSを借りて夜中に観ていました。
今でも映画はよく見るのですが、大好きな映画は沢山あります。
ハリーポッターのシリーズも好きですし、ジェラシックパーク、ダイハードなどDVDになってから買い集めています。俳優は断トツでトム・ハンクスが好きで、「ビッグ」のような若いころのコメディータッチのラブロマンスから「プライベート・ライアン」などの有名どころから、そうでもないものまでほぼすべて観ています。
ある日、レンタルショップで"クリストファー・リープ"の切ないSFドラマ というキャッチに惹かれて手に取ってみたのが映画「ある日どこかで」でした。
 
1980年アメリカ制作で原題は"Somewhere in Time"
m175704
映画『ある日どこかで』
劇場公開日は1981年1月31日となっていました。もちろん公開当時のことは知らなくて、この映画も「あ、スーパーマンの俳優、こんなのもやっているんだ」という軽いノリで借りて観ました。
結果から言うとSFというかものすごい切ないラブ・ストーリーです。そして映画が終わっても感動してしばらく身動きできず。。。
 
そしてストーリーとともに背景で流れる音楽にも感動しました。劇中の使われているラフマニノフのラプソディ(パガニーニの主題による狂詩曲 - 第18変奏)はわかっていたのですが、悲しいエンディングで流れるメインテーマがとても心に響いてきたのです。
結局3日間のレンタル期間に8回ほど観ました。そして、エンディングロールの中に Music : John Berry の文字を見つけました。それからサントラなどを探し回ったのですが、見つけたのは10年以上も後になってジョン・バリーのサントラ集が出たときでした。
 
ジョン・バリーの話
John-barry-2006ジョン・バリー(John Barry、1933年11月3日 - 2011年1月30日)は、イギリス・ヨーク出身の作曲家。多くの映画音楽の作曲を手がけた。中でも「007/ジェームズ・ボンド」シリーズの曲は広く知られている。ゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回受賞している映画音楽の大家です。作品は大量すぎるので私が観て、その音楽も好きなのをピックアップしただけでもご覧の通りです。
1966年 『野生のエルザ』(Born Free)
1972年 『不思議の国のアリス』(Alice's Adventures in Wonderland)
1976年 『キングコング』(King Kong)
1980年 『ある日どこかで』(Somewhere in Time)
1981年 『白いドレスの女』(Body Heat)、『ローン・レンジャー』(Legend of the Lone Ranger)
1984年 『コットンクラブ』(The Cotton Club)
1985年 『愛と哀しみの果て』(Out of Africa)
1986年 『ペギー・スーの結婚』(Peggy Sue Got Married)
1990年 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(Dances with Wolves)
1992年 『チャーリー』(Chaplin
1993年 『マイ・ライフ』(My Life)、『幸福の条件』(Indecent Proposal)
1998年 『マイ・ハート、マイ・ラブ』(Playing by Heart)、『マーキュリー・ライジング』(Mercury Rising)
 
MuseScoreというフリーソフトで制作
今回はその大好きなSomewhere in Timeのメインテーマをフリーソフトの「MuseScore」で作成しました。すべてこのソフトのみで作成しています。音源もフリーで使えるMuseSoundを利用。MuseSoundは私がいつも制作している速いテンポのクラシック音楽などには向いていません。
今回は最近利用し始めた「Dorico」で作り始めたのですが、いまいち音がしっくりこなくて試しで久々にMuseScoreで鳴らしてみたら「なかなかいいじゃん」ということで、MuseScoreで完結させました。
映像はMuseScoreのキャプチャー画面です。
 
これまでにもクラシック音楽以外の打ち込みもたまーにしてきましたが、ちょっと長めの年末年始を利用して作ってみました。

【DTM】映画『ある日どこかで』メインテーマ (ジョン・バリー)  *フリーの楽譜作成ソフト「MuseScore」で作成
Programming Music
John Barry/Somewhere in Time~Main theme
Programming:Hummel Note in 2025
Software:MuseScore4 / Sound: MuseSounds

 

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あけましておめでとうございます。

今年もお付き合いのほどお願いいたします。

 

受験生のご家庭は、頑張って! としか言いようがないですが、

皆様の無事と成功を祈念しております。

 
 
さて、昨年末にアップしたニ長調Op.50に続き、イ長調のフルートソナタです。
 
このソナタは 1814年または 1815年に作曲されたとされ、この時期、歌劇、舞曲、舞台音楽、室内楽の作曲とエステルハージ宮廷での職務に追われていた時期でしたが、妻で歌手の エリーザベト・レッケルの勧めで演奏家としてのキャリアに復帰しました。ナポレオンの野望の終焉を告げる「会議は踊る」と言われたウィーン会議に演奏者としてそのピアノ技術を披露すると、世界各国の首脳が集まるこの場で大絶賛され、各方面から引っ張りだこになります。

 

前作ニ長調のロココ的な第1楽章とは違う趣で、派手さがない3拍子のピアノのソロで始まります。冒頭の印象とは異なり、おおくの転調で陰影をゆらゆらとまとわりつかせながら、ピアノ演奏者にとってはとても楽しくなる音型が続く魅力的でチャーミングかつ華麗な楽章です。

 

 

しかし何よりもこの曲の一番の特徴は第2楽章でしょう。メヌエットとされていますが、スケルツォの要素があり、断片的なフルートの旋律がピアノの継続的な活動に支えられ、ベートーヴェン的な要素のある楽章です。これまでのフンメルの作品にはあまり見られない飛躍するメロディとは対照的な哀愁漂うトリオが印象的です。

 

 

フィナーレはテンポの速いロンド。転調やテンポの変化、一時停止が多用され、一転してオペラのアリアのよう感傷的な中間部が聞く者の耳をとらえます。

 

 

単純な古典派の作品に思えますが、とてもよく練られていて、とても面白い曲です。フルートソナタニ長調,Op.50の方がフルートパートの華麗さと活躍度で人気を博しており、演奏はあまり多くないよう(録音は多くあり)ですが、私はこのイ長調の方が好きです。
Programming Music
J.N.Hummel/Flute Sonata in A,Op.64
00:10 - 1.Allegro con garbo 3/4
07:50 - 2.Menuetto moderato 3/4
12:18 - 3.Rondo vivace 2/4

 

Sheet score createed by Dorico Pro 5

 

Computer Programming : Hummel Note
Sound:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
Mix & Mastering:SSW10 Lite
Cover Thumbnail made by Ai(Copilot)
 
About this video
The score used for this video is the same capture screen of Dorico pro5 used for programming. The sound source is VST GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5, and the mix and mastering are created using another software.
Unlike the actual musical score, the trills are entered at actual pitches, the tempo is specified everywhere, and the dynamics are also recorded while listening to the balance, so it is not suitable for performance.

 

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