今回の長い出張も終わりました。
来月からのフィリピン、台湾、インドネシア出張まで少しお休みです。
日本では、グローバル化というのがいつも話題になります。
今回帰国した際にも、友人や同僚達が自社のグローバル化・グローバル人材について熱く話していました。
私にとっては、「グローバル化?? グローバルな人材??」
そのような場では、場を盛り下げてしまうのも気がひけますので、あまり自分の意見は述べないようにしています。
私の意見は以下のとおりです。
グローバル化について
1、グローバル化というのは、世界共通化という意味だと思われる。
2、世界共通の認識、規定、規格を社内基準にすることがグローバル企業なのだと思われる。
3、グローバル基準とは、力が強いシステムだと言えると思う。結果、北米やEUのシステムがグローバル基準となる。世界どこでも使われている共通の規定、規定。例えば、会計システムであればSOX、昨今問われるコンプライアンス、製品でいうとCE。言語であれば英語などが例に挙げられる。
経営でいうと、スタンフォード大学がブランディング化したMBAの手法がそれにあたる。
4、グローバルな人間というのは、そのような世界共通である仕組みを理解している人間のことをいう。
日本企業における問題的
1、日本においては、JIS規格や会計システム、薬事法などなど、日本独自の規格に頼るものが多く、日本システムそのものがグローバルに対応できていない。
2、昨今のオリンパスやトヨタなどに見られる問題のほとんどは
社内基準(日本基準)が世界基準と大幅にずれていたことよりうまれたように思われる。
3、日本の大学を卒業した外国人を採用し、研修後に母国に異動するシステムをとる会社も多いが、本社自体がグローバル化していない為、結果
日本化であり、グローバル化とは呼べない。
4、日本が常に優秀だという考えのバブル期の方が会社に多く残っており、年功序列式社内システムのせいもあり、変化がとても難しい。
日本独自な規定、基準を重んじても世界競争に勝てません。日本のよいところを残しつつ、グローバル化しなくてはならないところはする。当たり前のことができない日本企業の実情をオリンパス事件で痛感しました。
ちなみに、私の知る海外の企業では(昨今のMBAにおいても)、グローバル企業という言葉は死語であまり使われることはありません。MULTI NATIONAL COMPANYという言葉を使います。グローバル基準を社内基準にし、システムを導入し、各国のその文化や人にあうように教育・実践し、その国に権限を与え利益をもたらす組織にするかということが MULTI NATIONAL COMPANY化だと思います。人事においては、評価や給与など。難しい課題ですが、チャレンジが多く面白い課題だと思っています。