今週月曜日に，「建設業セミナー2024」を
受講しました。
日本行政書士会連合会と，分析機関である
ワイズ公共データシステム株式会社様が
主催するこのセミナー，毎年４月に開催されて
います。
国土交通省の要職にあられる方々から
直に，建設業や業法に関するホットな
情報をうかがえる貴重な機会。
いつも参考にさせていただいています。
多くの話題がある中，近時の
一番の関心は「時間外労働の規制」
ではないでしょうか。
業界の特殊性に鑑み，
適用を保留されていた建設業ですが，
この４月から遂に開始されました。
繁閑の差が大きかったり，
天候に左右されたり，
日給月給の方が多かったりなど，
すんなりと馴染まない背景の中，
どのように適応させていくか。
課題が山積みです。
労務管理の専門家は社会保険
労務士ですが，問題を共有できるよう，
法についての知識は得て
おかないといけないなと
思うところでした。
ここのところ見直しが
進む現場技術者の専任制度ですが，
さらに検討が重ねられているようです。
こちらも技術者不足や
通信技術の進化など
取り巻く環境の変化に合わせて，
変わっていく必要があるのでしょう。
建設業法に限らず，
多くの分野において
時限的なのものも含め，
法改正が施行されています。
知識のブラッシュアップが
必要だと強く認識する
セミナーでした。