HUMAN LOG -79ページ目

恩を忘れない

恩を忘れない

目上の人に受けた恩はその人に返すんじゃなく、
自分の下にいる人に返すんだ、と
かつての上司に言われたことがあります。
その人に返せばそこで終了だけれど、
その恩を下につなぐことで循環が生まれます。
恩を受けるのはありがたいことだし、
恩を返すのは一種の安堵感を伴う。
これが繰り返されることは、みんなが少しずつ幸せで
いられるということなんじゃないでしょうか。
この善い循環を途切れさせないために恩を忘れずにいることは
重荷でもなんでもないように感じます。
「恩」。いい言葉なのに、最近聞かなくなりましたね。


人の品質

人の品質

その人はその人でなくてはいけない理由をもって
生まれてきたんだとすれば、きっと何かの役割を持っていたり、
なし得るべき何かがあるはずです。
人の品質に上下があるとしたらそれは、
家系や容姿や財産や頭脳がどうこうということではなく、
自分の役割を全うする意志の高さじゃないかと思います。
そのためには自分の役割を知ろうとしなくてはならない。
そのためには自分をよく知ろうとしなくてはならない。
今そこにいる自分を。
自分探しって言ったって、他のどこにも自分はいませんから。


組織は上から腐る

組織は上から腐る

組織の上にいる人間はラッキーだけで
上にいったわけではないでしょう。
それなりの行動や発言で切り開いてきた人だと思います。
だから彼らは成功体験をもっています。
その体験の方程式みたいなものをシステム化したのが
その組織のルールになっていくのではないでしょうか。
しかしこの方程式は普遍的なものではなく、
組織を構成する人たちのパーソナリティや
その組織を取り巻く環境の変化などでどんどん老朽化していく。
ここで上の人間が自分の成功体験を捨てられないと、
組織が腐り始める。
変化を察知し、変化を受け入れる柔軟性と、
小さな成功にしがみつかない潔さが
組織の上の人間に求められることなのではないでしょうか。
自分のことで手いっぱいなんで、
自分にはできないことですけど。