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君のようには生きられない

HUMAN LOG-君のようには生きられない

だれも自分以外の誰かのようには生きていけないし
誰ひとり、自分のように生きていける人はいない。
それはものすごく希少価値の高いことだと思うのです。

自分の生き方はつまらないですか?
もしそうだとしたらもう少し
自分の生きてきた時間をつぶさに見てみてください。
その時間はすごく大切なものだという前提で
見てみてください。

抱きしめるように自分の人生を生きていく。
それは他の誰も手に入れられない価値や意味を
自分だけが手にするということなのだと思います。


問い続けること

HUMAN LOG-問い続けること

今日、自分は誠意や配慮をもって行動したか。
言動には冷静な判断があったか。
丁寧に考えたか。
それはよかったのか。悪かったのか。
そしてなにより楽しいと思えたのか。
今の価値観はどこまで通用するのか。
他の人の価値観を受け入れたか。吟味したか。
身体に何かを教えたか。身体から何かを感じ取ったか。
世の中はどういう方向に向かっているのか。
自分は主体的にその世の中に関わっているか。

自分自身に問うことは
それこそ星の数ほどあるのだと思います。
そのすべてに対して明確な答が出ることはないでしょう。
答を出すことより、問う姿勢を持つことが
大切な気がします。
答を探すために考えることが、答を出すことよりずっと
自分をいい方向に導いてくれるのでは
ないかと思うのです。

結果は自分の手を離れたもの。
過程は自分の中に残るものではないでしょうか。



それを幸せと言うんじゃないのか

HUMAN LOG-それを幸せというんじゃないのか

苦悩がある。思ったようにいかない。話す人がいない。
理解を受けられない。反発を受ける。誰も助けてくれない。
生きていくってことは痛みに溢れてる。
でもその痛みによって、自分の輪郭を認識できたりします。

逆に、幸せを感じる時間って
自分の存在があいまいになってませんか?

人は、程度はあるものの刺激によって
より自分を確認するように
できているのではないでしょうか。

実感がない、痛みがない、
麻酔をかけられたような日々がおそらく
不幸と呼ぶものではないでしょうか。