こんにちは、杉山です。
クリが茨城県動物指導センターより九十九里にやってきて、今日で丁度2ヵ月半。
毎日すごく頑張ってくれているので、経過報告をさせてください。
クリは、私がヒューマニンに入団してからおよそ1年半の間に引き出した犬の中では、群を抜いて難しいケースです。
引出しの際には、体格の良い男性職員の方に首輪を付け、クレートに入れていただきました。
もっと扱い易い犬を選ぶことも出来ましたが、公益財団法人としての存在意義、自分も含めたスタッフのスキルアップ、そして何より本来子犬の時期であれば貰い手が見つかり易いはずなのに、ここまで成長してしまったこの子に人と暮らすことの楽しみを伝えたい、と考え決心しました。
子犬の頃に捕獲され、茨城のセンターでも1頭入れで成犬になったクリは、圧倒的に経験不足です。
それに加えて、メンタルキャパシティーの狭さと体感受性の高さから、ちょっとしたことでパニックになります。
当初は首輪を触ったら唸られ、身体を触ろうとしたら空噛みをされ、近くでしゃがんだだけで『キャイン、キャイン』と鳴き叫ばれ・・・。
もちろんクリは全く悪くありません。
警戒心も防衛行動も、野生で生活するためには無くてはならない能力です。
知らない人に知らない場所で、何をされるか分からないクリは、必死です。
それでも少しずつ、お互いの距離を計りながら出来ることを増やしてきました。
先輩犬たち(人呼んで『茶色ウズ』)の協力も絶大でした!
今でも緊張感は強く見られますが、人に触られる経験を重ね、シャンプーや予防注射も頑張ることが出来ました。
お散歩も、多頭でも1頭でも尻尾を上げて歩けるようになり、犬同士で遊ぶ楽しさも学びました。
体力もつき、体型も良くなり、周りのスタッフからも『顔つきが明るくなった』と言われます。
まだまだ課題はたくさんありますが、幸せな家庭犬を目指して、無理せずこれからも頑張っていきます。
応援よろしくお願いします!



















