新しいことを考え出す人の時代
先日アサツーディ・ケイさんと映像製作会社のみなさんと一緒に、ある企業様の教育VTR制作プロジェクトの仕事をさせていただきました。“人財育成の極意”というテーマで、現場のリーダーの皆様に1年間ご覧いただくものでした。最初にこちらのテーマをいただいたとき、“人材育成の極意”などを語ることなどはできない、しかも、現場で十分な知識とご経験を持つプロフェッショナルの皆様に対して、届けられることなどあるだろうかと何度も考えました。しかし、これまでご担当されてきたプロフェッショナルの方々のインタビューを拝見し、やはり自分が見て体験してきたこと、今の等身大の自分で感じていることをそのままお伝えしたいと感じました。日々の業務の中でトップと現場をつなぐ役割を担うことが多く、私自身、現場の方々が非常に身近な存在であります。これまで、マネジメントされる側の現場のみなさんと一緒に悩み考え解決してきたことからの考察を共有させていただくことにしました。現場は、どのようにリーダーに接してもらうともっと力を発揮できるのか、もっと結果につながる行動ができるのかということを中心にご依頼いただいた企業の現場の方々のことを学び、何度も想像しながら、自分なりに感じていることをお伝えしました。少しでもお役に立てることを願って・・・また、今回、非常に感動したことは、プロフェッショナルの方々の仕事ぶりです。打ち合わせ時の会議の進行、当日運営段取り、プロジェクト進行中のフォロー、その一つ一つに思いやりが溢れ、関わるメンバーを共感させ、楽しませて、やる気を自然と引き出しながら、全体をまとめていかれる姿は、さすがだと感動しました。“仕事ができる“とは、なんだろう、と最近考えます。もちろん、その時の状況や目的、関わるメンバーによって求められる要素は異なるものですが、それでもある程度の共通点があるように思います。その問いに対する一つのヒントとして、キャリアアナリストであるダニエルピンク氏による、米国のベストセラー“ハイコンセプト”に面白いことが記してありました。これから、アジアの優秀な人材がますます出現していく時代。インドを筆頭にアジア圏でのMBA保有率は上昇し戦略コンサルティングなどの業務は、すでに人件費が安く優秀なアジア人に依頼されているケースも増えているそうです。また、正確でスピードもある機械が私たちの仕事を奪っていくオートメーション化も脅威です。そんな時代だからこそ、私たちがこれからまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に、必要な“6つの感性”があるそうです。その6つの感性とは・・・1.「機能」だけではなく「デザイン」2.「議論」よりは「物語」3.「個別」よりも「全体の調和」4.「論理」ではなく「共感」5.「まじめ」だけではなく「遊び心」6.「モノ」よりも「生きがい」機能や議論、そして、まじめに取り組むことは、必要なことですが、時に、それだけの要素では立ち行かないこともあると思い、なるほど・・・と思いました。まさに、今回のプロジェクトチームの皆様は、この6つの感性にあふれていたのかなと感じました。たくさんの深い気づきと学び、そして何より最高に楽しくうれしい仕事でした。素敵な機会をくださった皆様に感謝でいっぱいです!