観る人に集中して頂くために、一片の心遣い・・・ | 数字をつくるプレゼンテーション

数字をつくるプレゼンテーション

毎月200タイトル以上の「ビジネスで使える動画」を制作するヒューマンセントリックスから、
動画を活用したプレゼンテーションでビジネスを円滑にするためのヒントをお届けします!

こんにちは!

今回ご覧いただくのは事例インタビュー動画です。

この企画は、クライアントさまのサービスについてその先のお客様に語って頂くというもの。
クライアント様が自社のサービスを自らアピールするのでなく、第三者となるお客様がそれについて語るというコンテンツは、目線がそのサービスを考える方々と同じため、非常に腹落ちしやすいつくりと言えます。

ここで大切になるのは、カメラの前で語る“人”に対して、見る側に神経を集中していただくこと。

今回は、こちらの<事例インタビュー動画>を撮影したヒューマンセントリックス(以降HCX)の下田カメラマンに、様々な工夫について話を聴いてみました。

Q「制作上の狙いは?」
A「リッチな仕上がりです」

Q「リッチ・・・?」
A「ええ、カメラ前で語って下さる方の言葉にはものすごく多くの貴重な情報が含まれていて、
そこから得られる‟何か”に計り知れない価値を感じるのです。
だから、それに見合ったリッチな空気感を伝えたいと考えました。」

Q「具体的には、どんな工夫を?」
A「まず、カメラは一眼ムービーを選びました。被写界深度を浅くして撮ることで
話す人のみにビシッとピントを合わせて、その手前や奥をソフトフォーカスに持っていくのです」

Q「なるほど、動画を見る人には余分なものが排除された‟人”のみが自ずと飛び込んでくる」
A「その通りです。そのうえで、カメラは2台使用しました。見る人により臨場感を伝えるために1台は動きのある画づくりを心掛けました」

Q「コンテンツに、適度なリズム感も生まれますよね」
A「そのほかに、特にカメラマンとしては照明も重要ですね。照明は当て具合で人の表情をも全く変えてしまうんです」

Q「照明は、被写体を善人にも悪人にも変えてしまう恐ろしさをはらんでいます」
A「そう。だから、限られた時間の中でもこの部分はすごく神経を使いますし、同時に一番面白いところでもあります」

Q「背景も、画の印象を左右しますよね?」
A「はい。あるがままの背景で良いじゃないかって思うかもしれませんが、画面に切り取った画をみる人は、
その画各の中に映る一つ一つのものが結構気になってしまいます」
Q「確かに、余分なものが映り込んでいるとそれが気になって話を聴くのに集中できなかったり・・・」
A「そうです。だから、映り込むものは当然細かくチェックしますし、微妙に角度を変えたり調整もします。
あとは、ロビーフロアから植栽をお借りして画にアクセントを付けたり」

Q「緑は、観る人の心までふっと鎮めてくれる」
A「その通りです。ちょっとした工夫で、仕上がった動画の質が上がった・・・って思えたときは、本当に幸せです」

Q「ありがとうございました」
A「頑張ります!」

・・・ということで、そんな裏話をご存じ頂いたうえで、下記の注目ポイントを参考に今一度動画をご覧ください!

【背景の注目ポイント】
 28秒~   右側の馬のオブジェは元々左を向いていましたが、バランスを考えて右向きに置き直しました。
 58秒~   左側の植栽は、1Fロビーのものを拝借しました
 1分16秒~ 色彩バランスを考慮して、右側の壺の配置を元の位置から変更しました

【2カメ撮影の注目ポイント】
 28秒~   手持ちカメラでぐっと被写体に近づくことで、動きのある画づくりを狙いました
 51秒~   下からあおって撮ることで、画に変化をつけました。被写体が、堂々且つスタイリッシュに演出出来ました。