瀘沽湖その1とその2で
ロココについてと、モソ人について書いてきました。
お読みでない方は、できればそちらから。
今回は、それを踏まえ、気がついた
ロココ観光の、ちょっとしたカラクリについてです。
ロココに行く前、麗江という街に泊まった。
そこで知り合った人達は、口をそろえ
こう言った。
「ロココに行くんだ!すごいいい所らしいよ」
「私の友達もね、三年前から、毎年行ってるんだって」
そんなにいい所なんだ、と胸躍らせ
いざ、ロココへ。
ロココに行くバスでも、女の子と友達になった。
その人もロココに行くのは二回目とのこと。
すごいな、ロココ
そんなに魅力的なんだな、とウキウキ。
さて、着いてみた、ロココ。
確かに、とってもきれいで、のんびりできるところ。
きれい。とてもきれい。
ただ…
そんなに、何回も行くようなところかな?
そんな疑問を胸に、数日過ごしてみる。
モソ人の友達ができ、彼らの文化を聞く。
私は、それができたことで、満足。
しかし、次第に気付く。
モソ人男性、どうやら
観光客にも通い婚しちゃうらしい。
ふしだらと言えば、ふしだらかもしれないけど
文化、価値観が違うから、なんとも言えない。
文化の違うモソ人達の環境に身を置き、次第に
「それもアリかな」
と思わせてしまうのであろう
まさに、モソマジック。
そして、結果として
モソ人男性に情がわいてしまった女性が
毎年、ロココへ、モソ人男性に会いに行くという
規模の大きい、「逆通い婚」現象が起きている。
ロココは、半分は四川省に属し、半分は雲南省に属している。
モソ人男性は、誇らしげに言った。
「好きな女の子のためなら、三時間歩いてでも
省を越えてだって、通い婚するよ」
気付いてないの?
たくさんの女の子が、数日かけて
いくつもの省を越え、君達の元に通い婚しているじゃないか。
地元から麗江までの交通費、麗江からロココまでの交通費
ロココに入るための、環境維持費という名の入場料
ロココでの宿泊費用
全部で、いくらするだろう。
ロココへのリピーターが増え
ロココ観光は潤っている。
もうすぐ、空港だってできる。
通い婚する女の子を乗せて、ロココへ飛ぶのだろう。
色んなことを含めて、思う。
ロココに空港ができるのは、いいことか、悪いことか。
ロココ観光のカラクリ。
これを読んでいて
「じゃあお前はどうなんだ」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「そうか、誰にも相手にされなかったんだな!」
ナメてもらっちゃ困ります。
ということで、次回は
「中国語の話せる、モソ人に興味があるレディが
ロココで、安全に、モソ人文化に触れる方法」
を書こうと思います。
そんなレディがどれだけ存在するかは、わかりませんが。
期末テストが終わりました。
今度こそ大丈夫だろうと思っていましたが
またもや、やられてしまいました。
今回は読解のテストです。
日本人にとって、読解のテストは余裕。
漢字がわかるので、少しくらい難しくても
なんとなくわかる。
いつも読解のテストでは
一番か二番ぐらいに提出し
颯爽と先に帰る。
今回もそのはずが
最後の方まで残ってしまった私。
それは、最後の
こんな読解問題につまずいてしまったから。
「冬虫夏草」
冬虫夏草について説明しよう。
動物かと言われると、動物ではない。
では植物かと言われると、植物でもない。
それは主に、チベット、四川、雲南などの
中国西部に生息している。
体は、蛾の幼虫のようなもの。
そこに、草が生えている。
幼虫は孵化するとまず、土の中にもぐって暮らす。
その時、一種の菌が、幼虫の中に入る。
それが幼虫の中の栄養を吸収し
夏になると、幼虫から、草となって生えてくるのだ。
中国医学では薬として重宝されている。
ぜんそく、貧血、精神病、様々な症状に効く。
大体の内容は、そんな感じ。
そう、私だって
一応、大体の内容は読み取れていた。
ただ
「そんな生物が存在するのか?」
というところで、つまずいていた。
「蛾の幼虫に草が…」
そうやって悩んでいる私を横目に
次々と、クラスメイト達はテストを提出し、帰っていく。
時折、私をよく知っているクラスメイトは
「えっ、サチコ、まだ終わってないの?」
というように私を見る。
「…たぶん皆、深く考えていないんだろう。
この奇妙な生物について」
そう自分をなだめる。
最後、テスト用紙に絵を書いた。
蛾の幼虫に草を生やした絵を。
提出するとき、先生に聞いた。
「先生、こんなの、本当にいるんですか?」
「いるよ」
「こういうこと?」
そう言って、絵を見せると
先生は苦笑いしながら
「まぁ、そうね、そんな感じかな」
と言った。
世の中にはまだまだ不思議が存在する。
テストは、生徒が読み取れているかどうかを判断するものです。
こんな、生徒を惑わす文章をテストにしてはいけません。
ただ、全体を見る限り
惑わされていたのは私だけのような気が
しないでもないです。
暇だったのでテレビをつける。
美顔器のCMがやっている。
暇だったので見てみる。
リポーターみたいな人が、街で女の人に声をかけ
「ちゃんと洗顔できてますか?」
と問う。
女の人は
「できています」
と言う。
その女の人を連れて行き、顔を洗わせ
その後、その美顔器を使ってみる。
すると出てくる出てくる、垢という垢が。
ここまではまぁ、いい。
垢の量がちょっと半端ないけど
まぁ、いいとしよう。
「こんなに取れました!」
と、美顔器を裏返すと、もう真っ黒。
ただ真っ黒ならいいけれど
なぜか、埃や髪の毛なんかもついている。
一瞬、クイックルワイパーのCMかと錯覚した。
その人の顔、どんだけ汚かったの?と問いたい。
顔に埃なんて、歩いてたら落ちるでしょう。
そして、ビフォアアフターも半端ない。
顔が白くなる。
まぁ、それはまだいいとして。
そこにあっ たはずの、シミやホクロなんかもなくなっている。
どんだけ強力な美顔器だ。
シミやホクロを埃に変えて、取り除く美顔器。
あれば欲しい。