瀘沽湖 その3、ロココ観光のカラクリ | 何故か、台湾にて

何故か、台湾にて

気がついたら台湾にいました。

ところてんのように生きています。

瀘沽湖その1とその2で
ロココについてと、モソ人について書いてきました。
お読みでない方は、できればそちらから。

今回は、それを踏まえ、気がついた
ロココ観光の、ちょっとしたカラクリについてです。










ロココに行く前、麗江という街に泊まった。

そこで知り合った人達は、口をそろえ
こう言った。

「ロココに行くんだ!すごいいい所らしいよ」

「私の友達もね、三年前から、毎年行ってるんだって」

そんなにいい所なんだ、と胸躍らせ
いざ、ロココへ。

ロココに行くバスでも、女の子と友達になった。
その人もロココに行くのは二回目とのこと。

すごいな、ロココ
そんなに魅力的なんだな、とウキウキ。


さて、着いてみた、ロココ。
確かに、とってもきれいで、のんびりできるところ。

きれい。とてもきれい。

ただ…
そんなに、何回も行くようなところかな?


そんな疑問を胸に、数日過ごしてみる。

モソ人の友達ができ、彼らの文化を聞く。
私は、それができたことで、満足。

しかし、次第に気付く。

モソ人男性、どうやら
観光客にも通い婚しちゃうらしい。

ふしだらと言えば、ふしだらかもしれないけど
文化、価値観が違うから、なんとも言えない。


文化の違うモソ人達の環境に身を置き、次第に

「それもアリかな」

と思わせてしまうのであろう
まさに、モソマジック。


そして、結果として
モソ人男性に情がわいてしまった女性が
毎年、ロココへ、モソ人男性に会いに行くという
規模の大きい、「逆通い婚」現象が起きている。

ロココは、半分は四川省に属し、半分は雲南省に属している。
モソ人男性は、誇らしげに言った。

「好きな女の子のためなら、三時間歩いてでも
 省を越えてだって、通い婚するよ」

気付いてないの?

たくさんの女の子が、数日かけて
いくつもの省を越え、君達の元に通い婚しているじゃないか。


地元から麗江までの交通費、麗江からロココまでの交通費
ロココに入るための、環境維持費という名の入場料
ロココでの宿泊費用
全部で、いくらするだろう。

ロココへのリピーターが増え
ロココ観光は潤っている。

もうすぐ、空港だってできる。
通い婚する女の子を乗せて、ロココへ飛ぶのだろう。

色んなことを含めて、思う。

ロココに空港ができるのは、いいことか、悪いことか。













ロココ観光のカラクリ。
これを読んでいて

「じゃあお前はどうなんだ」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

「そうか、誰にも相手にされなかったんだな!」

ナメてもらっちゃ困ります。


ということで、次回は

「中国語の話せる、モソ人に興味があるレディが
 ロココで、安全に、モソ人文化に触れる方法」

を書こうと思います。

そんなレディがどれだけ存在するかは、わかりませんが。