前回は、麗江に住むナシ族の紹介をしました。
今回は、そのナシ族の持つ象形文字
トンパ文字について書こうと思います。
字というのは何か?
と考えさせられる文字です。
麗江の街には、ところどころ
トンパ文字が見られる。

一見すると絵のようだけど
れっきとした字。
今、世界で唯一使われている象形文字で
世界文化遺産?記録遺産?
忘れたけど、なんだかそういのにというのに登録されている。
でも、今、トンパ文字を充分に読み書きできる人は
十人もいないらしい。
普通のナシ族はもう、漢字を使う。
漢字と照らし合わせてみる。
(クリックしてご覧くだください)
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私が、「これは!」と思ったのは
こちら

「聴」という字。
わかりやすい。
他にも、色々
「妊娠したぜ!」

「満腹だぜ!」

「俺んちだぜ!」

別に、そんな威張っているわけではないけれど
見ていると、すごく主張しているような気がしてくる。
博物館にも、漢字と照らし合わせた展示が。
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左下の方にある、「客」という字が、なんともいい。
お茶出してる。
他にも、エジプトの象形文字と見比べる展示。
左がトンパ文字、右がエジプト象形文字。
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博物館の人が、説明してくれた。
「エジプトのより、トンパ文字の方が複雑です。
例えば、この、牛という字。
エジプトのは、ねずみ、犬、猪、何かわからない。
トンパ文字は、複雑で、とても美しい。」
エジプトの牛も、かわいいけれど
確かに、“四本足の生物”としかわからない。
でも、トンパ文字
書くのが大変だろう。
更に、展示してあった、“文章”


まるで、絵本。
「ある晴れた日に、彼は山へ行きました…」
と、朗読が始まりそう。
文字というのは、記録を残すためのものであって
その形に共通の概念があり、何かが読み取れるのであれば
それはもう、れっきとした文字。
文字とは、何のためのものか
そういうことを、改めて考えさせられた
ナシ族の、トンパ文字。
最後に
トンパ文字の書を買った。
「順風満帆」

とってもキュート。
この紙は、有毒の木で作られていて
虫がつかないので、何年経っても大丈夫らしい。
ちなみに、右下に書いてあるのは
私の名前。
読める?
文字に心ときめいたのは初めてのことでした。
これからも、あの書を見ては
ニコニコすることでしょう。
さて、次回は
ナシ族にとって、とても大切な山
玉龍雪山について、書こうかと思います。